読むのが辛い「真・現代猟奇伝」
驚愕の元ネタ「名古屋妊婦惨殺事件」とは。
日本犯罪史上に残る事件は、1988年名古屋で発生した。
殺害当時27歳の臨月の妊婦が侵入してきた犯人に殺された。
それも、単純な殺害ではなかったのだ。
電気コードで首を締めあげて殺害、そのあと刃物で腹部を縦に切り裂いた。
そして、胎児を取り出すと、へその緒を切った。
さらに凶行が続く。胎児を取り出すとお腹の中に電話機をしまい込んだ。
そして、ミッキーマウスのキーホルダーを入れている。
事件後に帰宅した夫は、血の海に横たわる妻をみて、急いで警察に通報した。
そして、なんとか胎児を救い出した。病院に運ばれた胎児は1時間もの手術を受けてどうにか一命を取り留めた。
世間は、この意味不明な猟奇事件に沸いたが、一方捜査は難航し、結局2003年公訴時効が成立する。
この事件をモチーフに描かれた作品は2004年に発表されている。
"スプラッターホラー"好きでないと、どうにもやりきれない。
本作品には、足立区で起きた「女子高生コンクリート殺人事件」も掲載されている。