原作レイプ以前のB級映画
ドカベン香川が天国で泣いている。
水島新司原作「ドカベン」は、甲子園目指して努力を続ける球児の物語だ。
野球漫画の名作と云える。
この名作を台無しにした実写映画だった。
作品は、鈴木則文監督のお祭り映画、すべてがノリで製作されたらしい。
作品中で、メインの競技は、なんと野球ではなく、柔道なのだ。
それだけでもお叱りを受けそうだ。
その後、リアルに出現した香川は、漫画に合わせて出て来たかのように似ていた。
彼は、たちまち人気者になり当時のパ・南海に鳴り物入りで入団した。
「ドカベン香川」のファンを裏切るかのような映画である。
と、いうわけで高校野球ファンは観ない方がよい。
腹が立ってくるほどだ。。