歴史に残る低俗番組---「ロバの耳そうじ」を掘り起こす | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

「ロバの耳そうじ」を掘り起こす。

『ロバの耳そうじ』は、1994年10月3日から1996年3月28日まで、

日本テレビ系列局で生放送された日本テレビ製作のバラエティ番組だ。

 

ニュースキャスターに扮したローバー美々がまじめにニュースを読んでいるフリをしながら股を開き、ふんどしに書いてある字を見せる「ローバー美々の大股開きニュース」と、ブリキのブラジャーとパンティを身に付けただけのチチダスmimiがブラジャーを開いて乳を出す「チチダスmimiのエロティックな天気予報」が定番となっていた。

当然だが、低俗番組のレッテルを貼られ、日本PTA全国協議会からは「超ワースト番組」と非難された。

また、当時日本テレビの社長だった氏家齊一郎が日本民間放送連盟の会長も兼務していたため、加盟社(系列ネット局)から常に槍玉に挙げられていた。

 

番組は1996年3月28日放送分をもって終了する。これをもって日本テレビ系列では明確なエロを売りにした深夜番組が無くなってしまった。それ以後に放送の深夜番組では「エロネタ」程度に留まっている。

 

深夜帯とはいえ、至福のエロ番組が許された時代だ。世間には、いじめ自殺はなかった。

それに若い母親による幼児の虐待死もなかった。平成は、はたして昭和よりも幸福だったのか。

違う気がする。。。