日本人になれなかったハーフ・モデル---「マリエ」の失敗 | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

超売れっ子モデルだった「マリエ」を覚えていますか。

 父がフランス系カナダ人で母が日本人のハーフ。

「玉木・パスカルマリエ」が本名だ。カナダ国籍。

モデルをしていた姉の影響で小学校5年生からモデルを始めた。

その後は、雑誌・テレビ・バラエティ番組などで活躍し、見ない日はないほどの売れっ子になった。

 

ところが、彼女の芸能人生が突如暗転する日がやってきたのだ。

それが、東北大震災後に発信したtwitterである。以下に採録しておく。

twitterより。

くだらねっ、世の中、チャリティ産業かよ。

金だけ出せばいいと思いやがって。

今や募金していない芸能人の方が非難される始末。こっちはいろんなところから募金してって

連絡が絶えなくって困ってんだよ。みんな大っ嫌い!

 

これが”暴言”とされたtwitterである。これは確かに日本人には通用しない意見だと思う。ただし、決して間違ってはいない。

考えてみて欲しい。彼女は、欧米人のマインドなのだ。だが少しだけ幼いとは云えると思う。

 

彼女は、どこへ仕事に出向いても平気でため口をきき、態度は悪かったそうだ。

何故そうだったのか、店長が種明かしを試みる。彼女は、ハーフで生まれたことに”劣等感”を抱いていたのではないだろうか。

表面で意識していなくても、深層意識には、この劣等感が深く沈殿していると思う。

 

態度が不遜だからこそ周囲が困惑して、仕事を回さなくなるのだ。

だが、それで終わりではなかった。彼女の不幸の第二章が始まってしまう。

 

それは、父親が事業で失敗、巨額な負債を抱えて倒産した。

同時に、両親は離婚するに至ったのである。

 

マリエにも”借金返済義務”が生じてしまった。その額6500万円である。

現在では、テレビの仕事から離れて、服飾の方面で多忙な毎日を送っているそうだ。

もう二度と失敗を繰り返さないことだ。。