「元祖」というより「永遠の魔性の女」
その女優の名は”高橋恵子”
失踪、隠遁生活から芸能界に無事復帰を果たし、映画監督の高橋伴明氏と結婚。
そして芸名を高橋恵子に改めた。
年齢を重ねた現在では「女性用かつら」のCMで時折見かける。
全盛期の彼女は「濡れ場」が最も似合う女優であった。
10代半ばにしてのデビュー作がすごい。
その後の高橋恵子を暗示している。
70年大映「高校生ブルース」で妊娠する女子高生を演じた。
そのあと「幼な妻」での初夜のシーン。
さらに73年、「朝やけの詩」湖を全裸で泳ぐシーンがお見事。
その当時の男の子を釘付けにした。
もちろん美少年であった店長も例外ではない。
「元祖」というより「永遠の魔性の女」である。
いまや、元祖”美魔女”だ。
加齢とは、なんと切なく空しいものだろう。
若き日の「魔性の女」に会いたい、と店長は激しく思う。