「スター誕生」昭和の風物詩---「甲斐智枝美」の悲劇 | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

山口百恵がその代表である、日テレ系「スター誕生」

1979年にスカウトされ、ポスト山口百恵とまでいわれたアイドルが、「甲斐智枝美」である。

その後90年に結婚を機に引退する。2006年7月自殺。長男が発見した。

理由がはっきりとしないが、ホリプロへの復帰を望んでいたらしい。

甲斐さんはここ数年、家族らに「更年期障害で体調が悪い」「死にたい」と漏らすこともあったという。

借金はなかったが、家計は苦しかったようで、甲斐さん自身もパートに出ていた。

体調と金銭面の悩みから自ら命を絶った可能性が高い。

 

一方で、華やかな芸能界に未練があったのだろう。

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ところで「スター誕生」だが、審査員を務めていた作詞家の阿久悠が「スカートを少し持ちあげてみてください」などと要求していた。応募者の女の子の脚線美を見るためであった。店長が子どものころである。「なんて羨ましい仕事だろう」と思ったものである。

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それはともかく、甲斐智枝美さん、やすらかに。