奇跡の借金35億円返済---「さだまさし」の凄さ | ブロッコリーな日々

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アイドルマート下花店店長の落書き

人気歌手さだまさしが1982年頃に製作した映画「長江」が大コケした。

彼は28歳にして推定35億円もの負債を抱えた。

 

だが、それからが彼の真骨頂であった。

常識はずれのツアー敢行。

小説の執筆、飲食店の副業開始。

それらがすべて成功する。

 

そして、なんと35億円の借金を完済したのであった。

店長は、日露戦争を描いた映画「203高地」の主題歌「防人の詩」が大好きであった。

♬教えてください いきとしいきるものの 山は死にますか 海は死にますか 愛はどうですか♬

 

「203高地」の撮影が終わったとき、映画関係者がテーマ曲の「デモテープ」を初めて聴いて

全員、涙を流したという。

 

それまでの「さだまさし」のイメージを払いのけるような勇壮な歌であった。

それにしても35億円完済とはすごいの一言。

 

矢沢永吉もすごいのだが、歌手を目指すのも悪くはないものだ。

借金がその後の人生にプラスに働いた例は芸能界ならずとも世間にいくらでもある。

それにしてもすごい。すごすぎる。