ROCKとバーボンをこよなく愛す

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60s70sのROCKがなければ生きていけない私が文字通りそういった記事をつらつらと書いていく感じです

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 レスリー・スピーカー は60年代以降にハモンドオルガンと接続してロックミュージシャンが多用するようになったアンプ内蔵型のスピーカーシステムです。(効果的にはトレモロ、ビブラート)有名なところではゲイリー・ブルッカーのソウルフルな歌とハモンドオルガンが曲に独特の浮遊感を与えていた1967年のプロコル・ハルムの「A Whiter Shade Of Pale」の例が挙げられるでしょう。


当時「A Whiter Shade Of Pale」が発表されたイギリスでは、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス、ピンク・フロイドの出現、クリームが2ndの「Disraei Gears」真っ只中ということで、私的にはレスリースピーカーというとサイケデリックに密接に関わったという印象があります。時代の空気に敏感であったビートルズにおいても「Tomorrow Never Knows」のジョンのヴォーカル効果や、「Lucy In The Sky With The Diamonds」のジョージのギターもレスリーを通した音が使われたり等、尚更そういった印象があります。

 私的にはサイケデリックの印象が強いレスリースピーカーなのですが、今回ご紹介したいのがバーズが数多あるディランのカヴァーの中で最高の出来ともいえる「My Back Pages」です。収録アルバムは4th【Younger Than Yesterday】。レスリーを通したオルガンとギターの音色がバーズのとろけるようなハーモニーとあいまって最高の効果を醸し出しています。私的には、現在ボーナストラックに収録されている別ヴァージョンのギターソロとその後にくるサビにいつもやられてしまっています。

The Beach Boys in Concert/The Beach Boys

 皆さんはライブアルバムを思い浮かべると何が真っ先に頭に思い浮かべますか?ザ・フーの「Live At Leeds」、ボブ・ディランの「Hard Rain」、ストーンズの「Get Yer Ya-Ya's Out!」等、世の中には様々な名ライブ盤が存在しますが、私が今回ご紹介させていただくのは73年発表のビーチボーイズのライブ盤です。


 ブライアン・ウィルソンが参加していない(デニスもドラム叩かずコーラスのみ)、ブロンディ・チャップリンとリッキー・ファッターという黒人2人の在籍時ということもあって、ロック・ビートが強調されすぎてビーチボーイズらしくない時期のライブという意見もある本盤。しかし見方を変えれば、ビーチボーイズはビートが効いたチャック・ベリー直系のロックンロールに華麗なコーラスという初期のスタイルに代表される元祖アメリカン・ロックンロール・バンドとしての一面をたっぷりと味わえる大変魅力的な一枚でもあります。



 カールがリードヴォーカルをとる【The Trader】、【Darlin'】、【Heros And Villians】、を聴けば当時のカールの躍動、成長がとても感じられるし、演奏もビートが効いた小細工なしのアレンジでグイグイと聴き手を引き込んでいくパワーあり。【Sail On Sailer】(ビーチボーイズの代表曲になった可能性あり)、【Leaving This Town】、【Marcella】、等の当時の最新曲もスタジオ盤よりも迫力があり新たな魅力を発見できる。そしてなんといっても【Fun Fun Fun】、【Surfun' USA】、【Good Vibration】、といった60年代の名曲達が雰囲気を壊すことなく、スタジオ盤以上にスリリングに活き活きとしている。生で聴かせるハーモニーはヘブンリィとしかいいようがないでしょう。



 一昨年の夏に紙ジャケ再プレスされた時に私の前職場の元上司に奨められ、初めて聴き、70年代以降のビーチボーイズの魅力に目覚めるきっかけとなった思い入れのある一枚です。アーティスティックな部分ではもちろん「Pet Sounds」、「Frinds」、「The Beach Boys Today!」に及ぶべくもありませんが、エンターテイナーとして元祖アメリカンロックの雄としてのビーチボーイズの魅力に溢れているエキサイティングかつファンキーなライブ盤です。





The Beach Boys in Concert/The Beach Boys
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