海外進出 - カナダ永住権申請編前半 | ダメ人間の海外移住日記

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さて、ダメ人間の根性海外移住計画もいよいよ大詰め。今回はカナダ永住権の申請に関してです。ちなみにカナダでは「移民」(Immigration)と言うと、一般的に永住権の取得を意味するようです。留学や労働ビザで働くことは移民にはならず、市民権を取得することは、また別の話になるようです。実際に、永住権保持者と市民との間に、大きな違いはありません。よく言われるのは以下の3点。

①市民には選挙権があるが、永住権保持者にはない
②市民はカナダのパスポートを取得できるが、永住権保持者はできない
③永住権保持者は、永住権を5年ごとに更新しないといけないが、市民は、何も更新しなくてもカナダに永住できる

それなりに違いはありますが、それでも日本のパスポートを持っていれば、だいたい世界中のどこの国にも入国できますから(誰かが「日本のパスポートは最強だ」なんて言っていた気がします、笑)、カナダに永住するつもりで、あまり選挙に興味がないのであれば、永住権だけで十分だと思います。逆にカナダの市民権を取ってしまうと、日本の国籍を失うことになりますから(日本は二重国籍を認めていないため)、他の問題が発生する可能性があります。で、私も最初は、市民権取得には興味がなかったのですが、最近、永住権保持者のままだと、退職した後に年金が貰えないかもしれないという話を聞きまして、将来的には市民権も取得する方向で考えています。

それから、中にはカナダの市民権を、アメリカに行くための踏み台として考えている人もいるようです。アメリカの労働ビザや永住権を取得するのが非常に困難なのは、皆さんも知っていると思います。それに比べるとカナダの永住権は、比較的簡単に取得できます。そうしてカナダの市民になってしまえば、アメリカの労働ビザなんて、恐らく紙ペラ一枚書くくらいで取れるのではないでしょうか。そういったことを考えている人は、早めに市民権を取ったほうがいいと思います。私も本当は、カリフォルニアのサンタモニカに永住したいとかいう夢もまだあるのですが、恐らくアメリカの社会では生きていけない気がしているので、今はカナダで満足しています。

さて、前置きが長くなりましたが、「永住権申請」と一言に言っても、少なくともここカナダでは、非常にたくさんの申請方法があります。どんな学歴があるのか、どんな仕事をしているのか、現在どこに住んでいるのかなど、そういった状況に応じて、申請するための方法や条件は全く違ってきます。私もそれらの全てを網羅しているわけではないので、ここではその中の2通りの方法だけを紹介します。とは言え、私のように留学から永住を狙うケースであれば、この2通りだけ知っていれば大体大丈夫のような気もします。いずれにしても、詳細に関しては必ずカナダ政府のWebサイト(特に移民局のサイト - https://www.ircc.canada.ca/)で調べるようにしましょう。留学準備の記事でも書きましたが、エージェントや周りの人の言葉に頼るのは、非常に危険だと思います。

ちょっと長くなりましたね。一旦前半ということで終了します。後半に続く。。。