高校1年生の頃、野球部の補強で行った筋トレが、まさか今の仕事になっているとは当時16歳の私には想像出来ませんでした。

 

本来野球のパフォーマンス向上の手段だった筋トレいつの日か、目的になりました。

日々変わっていく身体、向上していく重量、野球学問そっちのけで筋トレにはまった高校時代。

 

筋トレを続けたい一心で、トレーナーの専門学校へ行き、トレーニング・コンディショニング・医学・メンタルマネジメント・傷害予防・解剖学・コーチング等いろいろな事を学びました。

 

それまでは、自分に何が得意かわからなかった学生時代でしたが、自分の興味と得意が重なる初めての経験でした。

2年生の学校では、1年生の内に知的好奇心が止められず2年生の分野も1年で習得し、2年生の頃は研修先で行ったゴールドジムイースト東京で筋トレと現場でのアルバイトに明け暮れ学校へはとどんど行かなかった記憶があります。

 

そのままストレートに!?

実習⇒アルバイト⇒正社員でゴールドジムに就職をし、筋トレについて深く学ぶ良い経験が出来ました。

入社1年目のボディビル大会への出場や、当時のマネージャーだった、元ミスター日本 田代誠(当時はマネージャー)の元で

トレーニングを教わり、ゴールドジムアカデミーでは本野卓志さんに実践向きな運動生理学を学びました。

 

その後紆余曲折あり、キャリアチェンジをしました。

 

不動産で独立後、仕事が落着き約10年ぶりに筋トレを再開しました。

始めはつらかったですが、あの頃の情熱が蘇り真摯に筋トレに取組む事にしました。

 

当時とは、筋トレ業界やフィジークボディビルへの偏見も少なくなり、周りからリスペクトされるユーチューバーや選手があり

不在にしていた10年の間に、業界は大きく変わっておりました。

 

時間も、お金も、労力も、筋トレに向けていると自然と良い環境でトレーニングをしたくなるものです。

数週間合宿をはって、ゴールドジムのある地域へ修行しようと思っておりましたが、誰にも邪魔されず、自分で好きな機材をそろへ自分だけのジムを作りたいと思ったのがジムを作ろうと思ったきっかけです。

 

まさに好きが高じて仕事になる、そんな始まりだったと思います。