おはようございます！
看護師の佐藤です
この記事のつづきです
行ってきまーす！とばかり元気に家を出たところまではよかったのですが、さて、どっちの駅にしよう？
入院する病院までは電車１本なのですが、我が家は沿線のA駅まで徒歩10分B駅まで20分ありまして、
Ａ駅上り坂、一部かなり急坂
Ｂ駅ほぼ緩やかな下り坂
という健康体にはどうでもいい、病人には究極の選択がありまして
はてどちらにしようか？
今日は入院荷物もあるし、急坂はきついな
距離はあるけど下り坂のＢ駅で決まりだな
Ｂ駅へと舵をきった佐藤
吉と出るか凶と出るか〜
・・・・
凶と出た〜！
佐藤途中で気分が悪くなり、どうにもこうにも足が進まず、なんとか歩道の端の方に、邪魔にならないところまで歩き、しゃがみこんでしまったのです
幸い１〜２分で、よし、立てる！と気合を入れ直すことができ、一気に立ち上がることができました
けど歩きはノロノロ〜亀さんみたい
どんどん追い抜かれる私
水の中を歩いているよう、頑張っても頑張っても、早く歩けない
今度しゃがみこんだらおそらく立てないであろう
そして、おせっかいな誰か←親切な人とも言う が
「大丈夫ですか？」なんて話しかけてきて、答えられない私と顔色の悪さを見て、
救急車呼ぶんだよな～、きっと
やだ、それだけは！
駅チカ商業施設の脇にベンチがあること、そしてそれがもう見えていることに気がつき、あそこまでは絶対に倒れてはいけない！しゃがんでもいけない！頑張れ私！
いつもなら徒歩２分をすごくゆっくり、だけどできるだけ普通に見えるように、荷物が重いから遅いんだなこの人くらいに見えるように、必死に歩く
やっと着いたベンチ〜
へたり込みたいのをこらえて腰をおろす
座れさえすればもう大丈夫！
しばし休憩、呼吸を整える、汗を拭く、できるだけさり気なく、待ちあわせしてる人よろしく脚なんか組んじゃったりして〜
少しだけ休んだつもりだったけど、もうこんな時間！
早めに出たのに
急いで電車乗らないと、遅刻する！
立ちあがってすぐ目の前の駅まで急ぐ
なんか情けないな～こんな距離が一気に歩けないなんてと、じわっと涙が出てくる
泣いてる暇なんかないから、涙もすぐ引っ込んだけど
なんとか病院着いたからこのブログ書いているんだけどね
無事に着いたから吉とするか～
