ドキュメンタリー映画
「GATE~世界に伝えたい真実のストーリー」
の上演会に行って来ました。
この映画は、
広島・長崎におきた核爆弾投下による火を
原爆が生まれた場所である
アメリカの"トリニティーサイト" へ戻し、
そこで消し去ることで、
負の連鎖(輪廻)を絶ち、終わらせたい。
この世に二度と同じ悲劇を起こさないと願った、
ある日本の僧侶たちの祈りの行脚を、
ドキュメンタリードラマとして記録したものです。
40℃を超える猛暑の中、
サンフランシスコからニューメキシコへ、
2500kmの行脚をする僧侶たち。
中には胃がんで胃を全摘出した85歳の僧侶も。
最初は好奇の眼差しで見ていたアメリカ人も
次第に彼等の行脚を支援するようになり、
その支援の輪は
人種や宗教を超えた世界中からの支援へ。
目指しているトリニティーサイトは
これまで反核運動が行われるたびに、
反核団体が押し寄せたが
かつて1回もその門は開かれたことがなかったのです。
裏話として監督が教えてくれたのですが
過酷極まりない環境の中、
ただひたすら祈りの行脚をする僧侶達の姿に
当時のブッシュ大統領も
「門を開くな」という命令を下せなかったそうです。
そして門を開くかどうかは、
その時の門番の判断にゆだねられる事となりました。
当時の門番は戦争経験から
日本をあまりよく思ってない退役軍人だったそうです。
その彼だから「きっと門を開く事はないだろう」
と誰もが思ったのですが・・・
奇跡は起きました。
なぜ奇跡は起きたのか?
僧侶達は
抗議をするわけでもなく
声を上げるわけでもなく
ただひたすら
祈りを捧げながら
「笑顔」で
歩み寄ったからなのです。
そんな彼等を誰も
「追い返す」ことは出来なかった。
ゲートをくぐる時、
85歳の僧侶が
まるで神に感謝を捧げているような表情で
空を見上げる姿が
とても印象的で心に残りました。