今日は少しシビアな話題をテーマにしたいと思います。
2009年の自殺者数は前年比504人(1.6%)増の3万2753人で、
過去5番目に多かったことが26日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。
自殺者数が3万人を超えるのは12年連続。
男性が2万3406人(71.5%)、女性は9347人だった。
(1月26日、yahooニュースより抜粋)
ついに12年連続、自殺者が3万人を超えてしまいました。
これにはリーマンショック以降の不況の影響もあります。
しかし、もっと大きな労働者をとりまく環境の変化が、
このような結果を招いているのではないでしょうか?
代表的に言われているのが、『仕事の高密度化』
いまや人員の削減により、
私たち一人一人が沢山の仕事をしなければならなくなっています。
また、求められる仕事の質も上がっています。
これがこなせない人は膨大な残業をしなくてはならない。
いや、もっと困るのは残業で消化したいのに、
残業さえもさせてもらえないため、仕事がどんどん溜まっていってしまう。
「残業しなきゃ消化できないのに、残業もするなって言う。
いったいどうしろって言うんだ!」
こんな不満、私はよく耳にします。
そりゃNO残業は理想的だけど、現場を見ずに形だけ取り繕っても・・・
と思うのは私だけでしょうか。
またこれも重要なポイントなのですが『労働者間の相互支援の減少』
先に述べたような労働環境ですので、
皆それぞれ余裕がなく、ギリギリの状態で仕事をしています。
だから職場の仲間をフォローする、気配りする、声かけする
そんな以前では当たり前のことが出来なくなっているのです。
特にプレイイングマネージャーが増えた事が問題です。
管理者自身も仕事に追われていっぱいいっぱいになっているため、
部下に指示し、結果を評価し、部下の状態を把握し、
という本来、職場になくてはならないマネジメント機能が低下しているのです。
「誰に相談して良いのか分からない」という声がなんて多いことか!
誰にも相談できず、膨大な仕事に追われてストレスをため込むうちに
うつ病にかかり、自殺する・・・。
このような悲しい現実が沢山起きているのです。