満ちる、達成の歓びと

満ちる、少しの恐怖を越えて


深く、ゆっくりとした細い息が聴こえて



遠く見上げたのは白い横顔




喪失を憂うようで居て

漲りを解かれて安堵しているようで


削られながら無意識に、新たな呼吸をそっと準備する




本当は、ただそう見えてそう思えるだけ


いつの日も、満ちた1つの存在である事に変わりは無い


貴方が貴方で在るように





私にはただ、白い呼吸を重ね合わせて酔い痴れる自由があるのみ



嗚呼、欠けてゆく月が好きだ