私は、まず卵焼きを食べた。
んっ!
ちこのほうを見ると、ちこは豚のしょうが焼きを食べていた。
「かおる!おいしいよ」
「ちこ、こっちもおいしいよ」
それを見たおばあちゃんも、ニコニコしながら
「よかったね。二人とも」
と言った。
朝ご飯を食べ終えると、次は
「よし!片付けしよう」
「うん。そうだね」
ちこは皿洗いを、私はテーブルを拭いたり、残ったものを冷蔵庫にしまったりした。
「ちょっといい?」
おばあちゃんはこっちを見て言った。
私はサッと目線をそらしてしまった。
そしてまた、ゆっくりとおばあちゃんのほうを見た。
「もう…行くね…」
その言葉に胸がギュッと締め付けられた。
「えっ…うそ!もう行っちゃうの!!」
ちこは慌てていたけど、私は言葉が何もでなくなった。
「ち、ちょっと早いよ!おばあちゃん待って!」
ちこはおばあちゃんの服の裾を掴んだ。
「ごめんねちこちゃん。でも、もう行かないといけないから…」
おばあちゃんは、ちこのほうを見ずに言った。
「やだ!!やだよ!!」
それでもちこは聞かなかった。
そんな二人をボーっと見ていた。
私は声も…手も足も出なかった。
ただただ、おばあちゃんとちこを見つめた。
「かおるっ!おばあちゃん行っちゃうんだよ!?
なんで…そんなに冷静なの…?悲しくないの!?」
ちこは泣きながら言った。
「ううん。悲しいよ。私も」
本当は大好きなおばあちゃんが行ってしまうんだから悲しくないわけないよ…。
ただ胸が苦しくて辛いのに…。
どうしてだろう?
こんなにも冷静でいられる。
私に、行ってしまうおばあちゃんを止める資格はない。
んっ!
ちこのほうを見ると、ちこは豚のしょうが焼きを食べていた。
「かおる!おいしいよ」
「ちこ、こっちもおいしいよ」
それを見たおばあちゃんも、ニコニコしながら
「よかったね。二人とも」
と言った。
朝ご飯を食べ終えると、次は
「よし!片付けしよう」
「うん。そうだね」
ちこは皿洗いを、私はテーブルを拭いたり、残ったものを冷蔵庫にしまったりした。
「ちょっといい?」
おばあちゃんはこっちを見て言った。
私はサッと目線をそらしてしまった。
そしてまた、ゆっくりとおばあちゃんのほうを見た。
「もう…行くね…」
その言葉に胸がギュッと締め付けられた。
「えっ…うそ!もう行っちゃうの!!」
ちこは慌てていたけど、私は言葉が何もでなくなった。
「ち、ちょっと早いよ!おばあちゃん待って!」
ちこはおばあちゃんの服の裾を掴んだ。
「ごめんねちこちゃん。でも、もう行かないといけないから…」
おばあちゃんは、ちこのほうを見ずに言った。
「やだ!!やだよ!!」
それでもちこは聞かなかった。
そんな二人をボーっと見ていた。
私は声も…手も足も出なかった。
ただただ、おばあちゃんとちこを見つめた。
「かおるっ!おばあちゃん行っちゃうんだよ!?
なんで…そんなに冷静なの…?悲しくないの!?」
ちこは泣きながら言った。
「ううん。悲しいよ。私も」
本当は大好きなおばあちゃんが行ってしまうんだから悲しくないわけないよ…。
ただ胸が苦しくて辛いのに…。
どうしてだろう?
こんなにも冷静でいられる。
私に、行ってしまうおばあちゃんを止める資格はない。