「未来のことは未来の私に任せよう」黒木奈々さんの本を読みました。
本を読んでみて、先に黒木奈々さんが何を本を通して伝えたかったのか
私が読んでみて思ったことを書きたいと思います。
実際は黒木奈々さんが伝えたい事とは違うかもしれないので
気になった方は本を直接読んだほうがよいと思います。
黒木奈々さんの文章からは、同じ女性がガンと闘う事になった人に向けて書かれています。
・早期発見できていれば（定期健診を受けた方がよい等）
・ガンになった経験から他の人に役立ちたい
・両親のためにも恋愛、結婚、子供を産んでおけば良かった
わかりやすくするために、あまりにも簡単すぎるのですが
黒木奈々さんの本を読んで伝えたかった事を
まとめてみるとこのような事が書いてあったと思います。
黒木奈々さんが、同じ業界で働く人や一般人の方が本を読んで知ってほしいと思うことだけあげてみました。
実際は黒木奈々さんのご両親や友人、同僚の方々についての感謝の気持ちも本にはつづられてもいました。
私の場合、本自体は前々から気になってはいて、いつか読んでみようとは思ってはいました。
偶然なのですが、私も今、胃潰瘍になっていて本を読んだら私からすると
黒木奈々さんも偶然にはなりますが、今回、同じ病気も抱えていたのを知りました。
念のためですが私の場合は、ガンというわけではありません。
本を一通り読んではみたのですが、命を削って作られた本だなと思う印象を受けて
あまりの内容に私がブログであげるべきなのか、どうなのかとか考えました。
でも、それだけに特に業界で働く人は読んでおいた方がよいというか、知っておいた方がよいという
内容だったので、そういう意味であげた方がいいなと思ってブログに書きました。
子供の頃からの夢でアナウンサーになるために猛勉強をして、上智大学に入って苦労して
アナウンサーになっただけあって、頭が良く分別よく考えてそれを叶えた人でした。
だから、その人が作った本だけあって読んだ後、考えてみると大切な事が書かれているんだなと思いました。
前置きが長くなりましたが、私の視点からになりますが、先にあげた３つの事について詳しく書いていきたいと思います。
早期発見できていれば（定期健診を受けた方がよい等）
（定期健診を受けたほうが良いというのは、私の偏見で本から読み取っていまったのかもしれまん。）
私の場合は、あまりテレビを見ない生活が続いているのもあるので、私より黒木奈々さんをテレビを
通して知られてた方も多いのかなとも思っています。
黒木奈々さんはアナウンサーの仕事についていましたが、きっと私も一般の人も思っているほど
普通の人がアナウンサーの職について仕事をするのは、めぐまれた環境ではないみたいです。
アナウンサーときくと、
普通の人より給料をもらってそうとか、
福利厚生の優遇もいいとか、
将来、よい待遇、未来が待っているとか
そんな印象があると思いますが、普通の人が自力でアナウンサーになるには
かなり大変みたいです。
わかりやすくいうとアイドルになりたい女の人が芸能界で働いているけど、
有名なのに給料は低いとか・・、芸能人でもそういう話を聞くと思いますが
あれに近い状態みたいです。
・・・もっと詳しく本の内容を書いてもいいのですが、女子アナウンサーになりたい人に向けても
黒木奈々さんは本で書いているような感じなので、興味がある方は読んでみたほうがいいと思います。
黒木奈々さんは、フリーアナウンサーとして働いていました。
だから、黒木奈々さんのような感じでフリーアナウンサーとして働いている方の場合、
普通の会社勤めしている人が当たり前にしている定期検診は自主的に行わないといけません。
黒木奈々さんは、若い方なので自分でも体は大丈夫だと思っていたのですが、
急に胃潰瘍が見つかり、それが見つかった時には数年前からすでに胃潰瘍がすすんでいたという話です。
私もそうですが、黒木奈々さんも胃にピロリ菌があったらしく、それは胃潰瘍、胃がんにも進行するものです。
そこから、胃をすべて摘出手術しないといけない状態にもなり、ガンも進行してしまったみたいです。
・・私も書いていて、今、胃潰瘍の薬を飲み続けている状態で
治療を受けているので改めてまだ怖いのもありますが。
本を読んでいて、できるだけ早く定期健診などをして見つけられておけばというのを個人的に感じました。
黒木奈々さんは、病気になる前は、太く短い人生でもいいと思っていたりしてましたが、病気になってから
太く長い人生の方がやっぱりいいと思っていたり、夢であるアナウンサーの仕事を恋や結婚などより
優先してしたいと思っていたけど、病気をしてから恋や結婚、子供がほしいと思うようになったり。
こういう事が書かれていて、普段から定期健診をしておけばよかったとか、頑張る性格なので頑張りすぎたかなとか
早めにガンに進行する前に見つかっていればと思う事が本にはつづられていました。
でも、黒木奈々さんは定期健診は受けていないのですが、ときおり血液検査やレントゲンなどはとっていた
事はあり、それでガンなどは見つかっていなかったらしいです。
私も今は会社勤めをしていませんが、定期健診ではありませんけど血液検査などもしていました。
それで、自分自身がガンでないかどうか確認もできていると思いこんで
安心したりしていました。
これってきっと黒木奈々さんはフリーランスという形態で仕事をしていたらしく、私も似たようなものなので
他の人も同じような状態の人は同じ発想をしている人がいる気もします。
私は胃潰瘍でしたが血液検査では、おそらく見つからないし、
私はどこかの内臓系が痛い感じだったので（自分では胃がどこにあるかわかりませんでした。）
お医者さんに診てもらいましたが、
実際に胃カメラなど超音波みたいな機械？を使っていろんな内臓関係を
調べてもらって胃潰瘍が見つかりました。
血液検査でガンは見つかることもありますが、そこまで確実というわけではないみたいです。
胃がんは、胃カメラを使わないと見つからないと思ったほうがいいみたいです。
人間ドックなどの定期健診の場合、通常は3万～4万くらい費用がかかります。
保険や各自治体などで補助がある可能性もあるみたいではあります。
でも、1年に1回としても高いといえば高い値段ですね。
理想はこれを若い人でも実行しておけばという話でもあるんでしょう。
私の場合は、胃潰瘍での症状である左のミゾウチに痛みがあるという症状でした。
前から時々、傷んではいたんですが胃潰瘍だとはわからなかったので、ずっと時々ある痛みに耐えてました。
ただ黒木奈々さんの場合は、自分でも進行していたのがわからなかったらしく、実際にそういう人も
いるらしいです。
その場合は、定期健診でどうにか医者に気づいてもらえるか、人間ドックなどで胃カメラを使って
発見するしかなかったのかもしれません。
私が社会人だった時の話ですが、会社勤めの人は30才以上で定期健診に人間ドックがあったりしました。
その時、会社で働いていた人は普通の定期健診ではガンまでは見つからないよと話していたのを
思い出しました。
ちなみに私にも黒木奈々さんにもピロリ菌があったという話ですが、
ピロリ菌がいるという事は、胃潰瘍、進行すると胃がんにもなるなる状態であるという事です。
その時に知ったのですが
ピロリ菌は口や糞などから感染するっぽいという話で、
ストレスだけで胃潰瘍になるというわけでもないみたいです。
各年代に生まれた人の食生活や生活形態などが影響されるという話もあるみたいで
1970年代の人は40才くらいでピロリ菌に感染しやすいなどというデータがあって、
私はそのデータ通りみたいでした。
実際はどうかは私はわかりません。
黒木奈々さんも保険に入ったほうが良いという話もあったので、ガン保険なども
入ったほうがいいのかもしれません。
人間ドックは1回に3～4万円、保険とかの補助で上手く2万くらいにおさまるなら
少し良い方かもしれませんけど、高いですね。
そういう意味でも会社でも30才過ぎた人は、人間ドックを受けるという感じにもなっていたとも思います。
そういう定期健診を受けて良性ですが胃だったか腸にポリープが見つかったという人も
見たことがあるので、やっぱり重要だと思います。
人間の2人に1人はガンになるという話をこの本でも読んだし、ネットでも見ました。
私の場合、ストレスが多い生活なので今回、胃潰瘍が見つかったり、
偶然もありますが、黒木奈々さんの本を読んだことは
自分自身にとってもよかったのかもしれません。
普通にそういう事が起こりうる年齢にもなっているんだと自覚しました。
そう考えると、私の主観になりますが早期発見、早期治療がよいと思うので
年に1回はガンや病気を見つける行動は誰でもした方がよいというのが
答えのような気がします。
配偶者がいる方で会社勤めの人は、会社の保険で配偶者の定期健診も補助されるかもしれないし、
女性医師も場所によってはいると思うので、最低でも適齢期などになった場合は
定期健診、人間ドックを行った方がよいと思います。
でも、そういう事を気にするのは配偶者より相手の男の人の方が気にしてそうですが。
ガンになった経験から他の人に役立ちたい
黒木奈々さんはこのガンの記録を他の人に役立てればと思ったのは、
自分自身がガンを克服していく過程を他の人に伝えるために作られていました。
実際の本の文面からは、同じ女性に向けて書かれている感じがします。
自分の生い立ちから、普段の行動や自分の性格なども書かれていました。
頑張りやすい性格だとか、これまでどのような病気になったか、
フリーアナウンサーになるまでどのような行動などをしていたかなど。
でも、大人になってからは大きく病気になった事はなかったみたいです。
仕事自体は大変だったみたいですが、やりがいを感じていたと
本ではつづられています。
こういう事を書いていて、自分自身も守れるという話ではありませんが、
ガンになって私たちの普段の何気なく普通に思う事が、
繊細に感じるようになるようです。
これはガンになってしまった方がよく話したりする事でもありますが、
1日1日、生きている事など、そういう時間がいかに大切であるか、
ガンに関係するもの、話題を避けたくなったり、
日常の何気ない話でもそれを特に感じたりするようになるという話です。
普段、私たちはこういう事に鈍感でいられるので
生活できている部分もあるんだなと思いました。
また、若い女性の方なので体に手術の傷を作りたくないなど、
手術後にその体で恋人を作ることができるかなど、
抗がん剤で髪が抜けるのもやはり嫌だったみたいで、
また抗がん剤の種類にもよる話にもなりますが、
顔が黒くなる事もあるみたいで、そういうものも気にしていました。
女性特有の悩みを抱えてもいたみたいです。
私は本を読み返して思いますが、私もガンにはなりたいとは思いませんけど
やはり同じ状態にならないとわからない事が多々あると思うので、
本で書かれた文章一つ一つが同じガン患者の方には響く言葉でも
見落としているような感覚が読んでいてあります。
黒木奈々さんは結婚や子供も欲しいと考えるようにもなったので、
特に敏感にそういうのも感じたのかもしれません。
はじめは闘病中もアナウンサーの仕事の事を気にしていましたが、
命の方が大切だという事を考えるようにもなったという話です。
でも、黒木奈々さんは本当に自分自身は仕事人間なのかなと
話しているように、ガンの闘病中もアナウンサーという
好きな事をして人生を終えたいと思ってしまったりもしたそうです。
これはきっと私のような一般人の人とは違う感覚なんだろうなと思いました。
両親のためにも恋愛、結婚、子供を産んでおけば良かった
黒木奈々さんは本の文面からうかがうと、人生であまり恋愛をしていない生活で、
仕事を優先して生きてきたみたいです。
私の場合は、男でもあるし、恋愛的な話は苦手ですが、
病気になってから、もっと恋愛をしたかった。結婚して子供が欲しいと思うようになったらしいです。
これもある意味、黒木奈々さんから、同じ女性へ向けたメッセージなのかなと思いました。
本の文章では、恋愛については
病気を理解してもらえる人、心ある人と恋愛をしたいという表現で話されてました。
こういう事を書いていて、やっぱり私は男なので、黒木奈々さんの言葉をわかっていない感じです。
このへんは、女性の方は実際に本を読んで考えた方がいいのかもしれません。
女子アナウンサーなので、女優やアイドルと同じで恋愛や結婚で男性人気なども影響するなども
考えるのかもとも私は思ってもしまいます。
恋愛をする事での他人の目もあるとも思います。
子供が欲しいとも思うようになったのも、女性特有の感情なのかもしれません。
個人的な話も書いてしまいますが、産んだ子供は母親になつくものでもあるし、
信頼して生活を送れる人間でもあるなと最近、私は思うようになりました。
旦那さんとは仲が悪くなったりするかもしれませんし、書いてはいけないかもしれませんが、
20年、30年先はどのような関係になっているかわかりません。
でも、子供は血がつながっていますから、他人より信頼関係が高く築かれると思います。
20年先、30年先を考えても女性にとっては子供を産んだ方が、
精神的にも落ち着くのではないかと思うように私は思います。
そういう意味でも女性は子供を産んだ方がいいのかなと個人的に思いました。
これは、私は最近すごくそう思います。
（※こういう事を書いてしまいましたが、私自身は子供が欲しいというわけではありません。）
黒木奈々さんは仕事を優先して、恋愛などを考えてなかったみたいですが、
病気を通して、そう思うようになったという話でした。
仕事優先の女性も、人によって幸せは違いますのでわかりませんが、
黒木奈々さんの言葉も参考にどのように人生を送るか考えることも
良いのかなとも思いました。
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