ヤバい。
この話10までに終わらないと
長すぎ〜
笑い泣き

鉛筆
父の危篤。
先に病院に駆けつけた
はなこは
オット、息子と娘
4人で
おじいちゃん(父のこと)を
見守った。
おばあちゃん(母のこと)を
励まし支えることも
大切な役目。

父はもう
話はできなくなっていたけど
意識はあったので
(耳は最後まで聞こえてることが
多いらしい)
さくらだけで来てもらい
Aには遠慮してもらった。
↑あ、いやもう
遠回しに言わず
『お父さんの気持ちを汲んで
ここは(最後も)
Aは顔を見せないでほしい』
と、さくらに言った。

Aを除け者にした
感じにはなったけど、
無言でさくらも承知した。

でも
それからのさくらは
情緒不安定。
不安

危篤状態のまま
持ち直したり悪くなったり…を
何日か繰り返したから
私たちも父のそばを
離れることは出来ず、

さくらは
お父さんはどうなるの?
この状態、このまま続く?
私はどうしたらいいの?
姉ちゃんはどうするの?
食事は?どこで寝る?

Aさんがひとりで心配だし、
私も家がどうなってるか
気になる。

いつまで(もつのか?)か
医師に聞いてみたほうが…
と不安がる。
不安
Aもそばにいないし
いろんなことの
見通しが立たないことで
落ち着かないのかな。

でも私と母だって、
お医者さまだって
命って…正確にいつまでって
誰にもわからない。



だから、さくらに
家にいちど帰って
ちょっと休んで
仕切り直しする?
照れ
仕事の段取りもあるだろうし。
私がお母さんのそばにいるから
大丈夫だよ。
と言って、家に返そうとした。

ちゃんと連絡はするし
またすぐ病院に戻ることに
なるかもだけど…
もう充分だと思うよ。
照れ
と、やさしく言ったつもり。

ほんと?いいの?
ちょっとAさんに聞く。。
と言って電話をしていた。

しばらくして…
Aさんに叱られた。
『君は何のために家に
帰ってくるのか?
え?
家でホッとひと息入れる?

お母さんとお姉さんが
どんなに心細い思いを
しているか、
わからないのか?

おろそかになりがちな
食事を用意したり、
交代でお姉さんを助け、
お母さんを支えるように!』
と言われて〜…
と。

叱られてシュンとするかと
思いきや

ホント!
やっぱりAさんだわ。
わかってるのよね。
除け者にされても
なお冷静に
私を支えてくれる。

照れダッシュ
と感心して
惚れ直した様子。

ふーん。。私はモヤるわ
うーん

そして
さくらは
病院のコンビニではなく
近くの駅などを探し回り

美味しくて
栄養のあるもの
温かいもの
を買ってきては

こんな時こそしっかり食べて
栄養つけないと〜
と用意してくれた。
わぁラブラブコレおいしい!ニコニコ
と、えらく嬉しそうで
う、うん、まぁ
本当においしかったし
ありがたいけど。
助かったけど。。。

でも正直、気持ち的に
1日2日、
コンビニ食でも
という気持ちだった私。

そっち優先?タラー

そして
病室で泊まりになる時は
メイクを落とし
パジャマに着替えて
歯をしっかり磨き
簡易ベットできっちり
横になって寝ていた。

笑い泣き
ここでも?ルーティン?

えー?パジャマに
着替えるかー?笑
とやんわり
ツッコミを入れても
無視。
にやり

メイク落として
メガネにパジャマ姿の
さくらを見て
看護師さんに
あのー…
他の患者さまの家族も
いらっしゃるので
付き添いの方の
着替えはちょっと…
言われてた笑い泣き

で、

結局はさくらが
喪服等を準備したり
(もう現実、覚悟して)
Aや家のことをしてくると
一時、病院を離れたとき

父は静かに息を引き取った。

でも
もう返事はできない父に
たくさん話しかけ
サヨナラは出来ていたから
これでよかったかなとも
思った。