マンガ「『アホガール』(ヒロユキ 講談社)」のおすすめポイントや感想などを紹介します。
レビュー者:50代 自営業 男性
作品情報
・『アホガール』(ヒロユキ 講談社)
「『アホガール』(ヒロユキ 講談社)」を観た感想
空前絶後の「アホな」女子高生がヒロインの抱腹絶倒のギャグ漫画でした。一度長い中断があり、メジャーな週刊少年誌からその2軍的な系統の月刊誌へ異例の移籍を果たしましたが、作者の体調不良による理由とのことでした。掲載のペースが落ちたことは非常に残念でしたね。私は本来はシリアス路線が好きなのですが、久し振りに画質と内容が「一致しない」ギャグ漫画に遭遇することが出来ました。著者の画力はとても高く、人物描写にもそれが活かされています。ヒロインも見た目は長い髪のツインテールの美少女なのですが、学力が小学生以下というとんでもない娘であるところがまず注目の第一点。次にそれを補って余りある驚異的な身体能力の持ち主であることがその二。三番目は思い込みがとても激しく、もう一人の主人公である男子高校生(学力はとても優秀だが無愛想でヒロインのことを嫌っているにも拘らず何かと面倒を見続けている、ある意味変人)を一方的に恋い慕いながら邪険にされ続けているという面。四つ目はその異様な行動力で周囲の凡人達を扇動して騒動が巻き起こるという展開ながら、不思議な人格によるものなのか不思議と騒ぎが収まるという意外性。最後は脇役を含めてのキャラクターの豊かな個性に魅かれました。下品だな、と思う描写も散見されますが、見ていて飽きが来ないことは確実です。この妖しい魅力を感じ入ったら、殆どの人は魅了されるのではないでしょうか。本作はアニメ化もされていますから、そちらの方でもお楽しみください。