「HUNTER×HUNTER」というマンガの感想です。
レビュー者:20代 学生 女性
マンガ情報
・HUNTER×HUNTER
「HUNTER×HUNTER」を観た感想
登場キャラクターの心理描写や表情の変化など、とてもこと細かに描かれている作品です。このキャラクターは作中で本当に生きているのだと思わされます。特にわたしがそう感じた巻数が24巻です。蟻の王メルエムが、蟻としての本能と人間としての考え方で揺れている場面が好きです。メルエムは暴力こそがこの世で最も強い力だと考えながら、脆くて非力な人間であるコムギに徐々に惹かれていきます。メルエムはコムギを殺すつもりで会いに行ったのに、なぜか殺せなくなってしまうというシーンに、心が震えました。種族も考え方も何もかも違う二人が徐々に惹かれあっていくという展開が、この二人は本当に生きているのだと考えさせられました。キャラクターの心理描写がとても丁寧で、読者にもいろいろなことを考えさせることができる作品だと思います。