人生を謳歌しよう


いい言葉です。
主人が言ってくれました。


主人の人生も
波乱万丈なのです。


主人は
19歳で親友を失いました。
交通事故でした。
バイトの帰り道
くらい夜の車道で
大きなトラックに
はねられ飛ばされて

親より長く
1日の時間を過ごしていた
かけがえのない
親友でした。


青春時代は
突然に暗黒を迎え
卒業
就職
結婚
 

そして2度目の死
奥さんでした。

膵臓癌で
見つかってから
わずか半年後には
亡くなったと聞きました。

そして
2度目の結婚


結婚する時
主人より長生きすると
約束しました。


13歳も年下で
安心しきってて

主人のガン保険の
家族特約に加入することすら
忘れていたくらい
油断していました。
(私個人で入っていた保険にガン特約があったので
   助かったのですが)


なのに
まさかの癌の疑い


また?また俺は1人になるんか
何か悪いことでもしたんかな
と自分を責めたそうです。


気づいてやれんかった 
と言われましたが、
本人も気づかないのに
気づくわけないでしょう

 
一緒に泣いてくれて
頑張ろうなと言ってくれて

手術して
体調崩して
ヨロヨロの私を
支えてくれました。


今は、
買い物から
夕飯から
ゴミ出しまで、
何でもしてくれる
スーパー旦那さんです。


病気に対して
神経質すぎて
色々心配しすぎて
説教が多いのが
残念なのですが(笑

主人も、家族を失いたくなくて
必死なんでしょう。



一昨年、去年と
続いて親しい方が
癌で亡くなり

今年はお義母さんを
亡くし
さすがの主人も
凹むことが増えました。


その
主人に一番言われるのが

俺より長生きしてほしい

です。
もう残されるのは嫌だそうです。

そして
お義母さんを亡くした時



悲しいことだらけやなぁ
でも
悲しいことも
嬉しいことも
感じ切って
人生を謳歌しような
一緒に


と言ってくれました。



本当にその通りですね。



人生を謳歌することができますように



主人より
ほんの少し
長生きできますように