こんにちは～
今日はフォーカシングを体験してきました。
『ゲシュタルトよりソフトだよ～』
とか
『シェアをあんまりしない？』
という噂を以前から耳にしていましたが、
まだ一度も経験したことがありませんでした。
今回は、長年、フォーカシングに取り組まれ、世界でワークショップをされている
関西大学大学院の池見陽（いけみあきら）先生のワークショップに
参加させて頂きました。
あたたかい、ゆったりした空間。
そこで
問題となること、気になることを
認めて、置き場所をつくってあげて、自分の中に“間”をつくっていく
プロセスを経験しました。
例えば
A『もやもやしている感じを感じます。外国に行くのを迷っていて。もやもや黒い塊があります。』
B『もやもやに、そこにいるねーって言ってみてください』
A『そこにいるねー』
B『どこに置きたいですか』
A『うーーん。アイダホ！』
B『おいてあげてください』
A『はい』
B『どうなりましたか』
A『黒い塊が自分になりました！』
B『どんな感じですか』
A『いい感じ！でも・・・なんかまだ、細かいのが残っているような。小石のようです。』
B『小石にみえてるよーと言ってみてください』
A『みえてるよ・・・』
B『それをどこにご案内しますか』
A『アイダホの川原に・・・』
B『どうなりましたか？』
A『・・・自然に溶け込みました・・・』
といった具合に、出てくるものに対して、認めて、置き場所をつくっていくだけの
シンプルなワーク。
なんだか、そのゆったりとした時間が、いい感じなのです。
問題のパートを自分から切り離すかのようにみえて
実は“空”を得ていて
自分や世界と統合させていくことのように感じました。
とてもソフトで、優しいアプローチ。
シェアする時間もありました。
課題への直面に抵抗があるケースにもよさそうです。
また経験したいと思いました。
やはり経験に勝るものはないな～と感じました。
お読み頂きありがとうございました。