夏はじめ(室蘭本線) | 四季の鉄道風景Gallery

四季の鉄道風景Gallery

北海道と関東を中心に、四季折々の鉄道風景を公開します。

6月の北海道は日が長い。夏至の太陽は3:59に昇り、19:16に沈みます。雨は少なく、海は穏やか。噴火湾沿いの北舟岡駅からは、対岸の駒ヶ岳がよく見えます。吹く風は少し冷たく、まだまだ長袖。生活者として初めて迎える夏は始まったばかり。(2022/6/13,20,21)

いつも野菜を大量買いする伊達紋別の道の駅(正式名称「だて歴史の森」、因みに、時々エゾリスを撮るのもこの道の駅隣接の公園です。)。朝採れ野菜が並ぶので開店と同時に賑わいます。買い物の帰りには、北舟岡駅でちょっとだけ鉄します。

私の写真に「北舟岡駅」がよく登場するのは、これが理由です。対岸の駒ヶ岳がよく見える朝でした。

281系北斗を撮って、帰ります。非電化区間は、空を大きく入れられますね。

別の日。キレキレのなつぞら。夕方近くの時間に、海と田園が見える場所に足を運びました。(シーズン2度目)

稲は順調に育っています。まだ辛うじて水鏡になりました。次に訪ねるときは青田になっていると思います。

そして、夕日は北舟岡で。日没前にやってくる北斗。夏至を過ぎ、7月に初旬が、日没と合いそうです。

19時過ぎに到着する長万部行。夕暮れは、「お疲れさまでした!」の駅。

夏至の日は、珍客万来。ここで撮りたかった四季島。直前まで雲がかかっていましたが、四季島が通過するとき、見事に山頂が顔を出してくれました。

続いて、北舟岡駅へ移動。ここでキヤE193系「East i-D」という検測車を撮影しました。JR東日本の持ち物ですが、毎年6月に津軽海峡を渡り、北海道の各鉄道を検測します。ちょうど夏至の日は、函館山線~室蘭本線の検測を行ったようです。(という話を、この日現地でお会いした方から伺いました。) ゆっくり走るのかなと思いきや、北斗のようなスピードで颯爽と走り抜けていきました。この車両が走る光景、北海道の初夏の風物詩と言えますね。

最後に、初夏のリラックス時間の一枚。 以上「白老鉄日記vol.77 夏はじめ」でした。