雪男は向こうからやって来た (集英社文庫)/集英社
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2015.5.2読了。

雪男-イエティ-。

昔から「いる」「いない」で騒がれてきた。
ネッシーやツチノコよりは信憑性が高いが、未だに存在は確認されていない。

冒険家、角幡が雪男捜索隊に誘われ参加、徐々に雪男に魅せられていく。

最初は角幡もその存在を信じていなかったが、著名な登山家や有名な冒険家も雪男の存在を信じていることを目の当たりにし、捜索隊への参加を決意、角幡も雪男のロマンに少しづつ染まっていく。

2008年の捜索隊参加記が本書の軸だが、それ以前の目撃情報、背景なども雪男を知る上で興味深い。

角幡は地球最後の人跡未踏の地、ツァンポー警告に足を踏み入れたときの著作「空白の5マイル」、北西航路探検時代に遭難し、全員死亡した後を手繰る「アグルーカの行方」とノンフィクションの期待される冒険作家。