だるま落とし | ゴルフサブカルチャー推進委員会本部

だるま落とし

「ぐわっはっはっは!!!ひぃ~!!」


 今日のスコアはアウト○2、インは・・・の・・・合計・・・・・・・・・した。


 今日も僕の周りは電波が悪いみたいです♪


 今日もキャディさんの研修でラウンドしたんですが、同伴競技者はT君。

 T君は首からチェーンネックレスをし、見かけはまるでやくざです。

 身長は182センチ、体重は80キロ近いです。二の腕なんか500ccのヘッドくらいの太さがあります。

 そんなT君は九州で空手で有名な選手だったらしく、彼は「漢(おとこ)道」を貫くことをモットーとしてます。

 でも、意外と女々しいところがあるんですけどね。


 そして、このT君。

「ナイスショット!!」

 とおだてると、

「いやっほ~い!!」とか「キャッホー」とか言いながら有頂天になる奴なんです。

 スキップしながら斜面から降りてきて、こけそうになったりします。

 本当に憎めない奴です。(※見かけはやくざですよ)


 そして、冒頭の笑い声。原因は彼です。

 ロングホールのティーショット。

 彼はキャディもしている(かなり評判のいいキャディさんです)ので、ここは飛ばさないといけないホールだ、ということは重々承知しています。

 アドレスの時点からすでに腕の筋肉が隆起しています。

 素振りの時点からオーバースイング気味です。

 さらに言うなら、ティーアップの時点で、ティーが高くなっていました。

 まるで彼の気合のように・・・・(泣)

 すでに彼は自分で自分の術中にはまっていました。


 そして、トップにもっていき、フルスイング!!!!

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パキッ・・・・・ボトッ

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 見てみると、ダフってもいません。

 トップもしていません。

 でも、ティーだけが飛んでいって、ボールはまるで


   秘技・だるま落とし

 

 のように、そのままきれいに真下へ・・・。

 そう、その飛んで行ったティーが刺さっていた穴の上に・・・・・。

 門外不出の必殺技です。

 継承したくないですが・・・。


 それを見ていた僕と研修中のキャディさん、二人して下半身から崩れ落ちました。

 それから3分くらいはティーグランドでもだえ苦しみました。

 まるで雨の次の日に地表に出てきてしまったミミズみたいに。。。

 久しぶりにあそこまで笑わせていただきました。

 ありがとう、T君。


 当の本人はすごく恥ずかしそうに

「たにへいさん、もう一回打っていいっすか?」

 と言って、また同じ場所にティーを差してました(笑)


 こんな彼もお客様にスコアを聞かれたら、胸を張って


 いやぁ~、たいしたことないっすよ

 大体80くらいっす。


 と答えてます。


 実際は倍近いんですが、黙っててくださいね。