RUB-A-DUB-MARKET/Computerize it
RUB-A-DUB-MARKET/Computerize it
東京発異型ラガマフィン・クルーの2004年のセカンド。
とはいえレゲエな要素はあるけど、今回はやけにピコピコした音像です。クリップで観た「UNLUCKY TOP RUNKIN」の4つ打ちディスコチック・レゲエがとてもかっこよく探してたアルバムだったのである程度この方向は覚悟していましたが、結構ペラペラなトラック(わざと)は最初結構キツかった…。けどクセになるこの感じは一体ナンなんでしょう。
DEEJAY(MC)2人は相変わらずカッコいいのでとりあえず個人的には問題なく聴いてます。レゲエにこだわらないそのスタイルがカッコいいっす。新作にはファンキ・カリオカのトラックも使ってるらしいので要チェキです。
V.A/SAVE THE NOISE-BEAUTIFUL PROJECT-
V.A/SAVE THE NOISE-BEAUTIFUL PROJECT-
ブラジル勢が続いたのでここら辺でメタル系をば。
先日行われた久々の大型メタル系フェス「LOUD PARK」でゲットした無料のブツです。ハウリング・ブルのブースでスタッフに声をかけるともらえると言うヒト手間ありなシロモノです。ヘヴィロックからデスメタル、メロ・スピ、エモ?まで2枚組で全42トラック…。最近の自分にはかなりキッついサンプラーでした。
最近ではメタル・コアなるハイブリッドな双方のイイトコ取りな音が流行ってるとのことで、そんな輩が多いです。いつのまにか和製SOULFLYだったSURVIVEがそんな感じになってたのにも驚いちゃいました。あとどのバンドもキックが硬い!!メキメキいっててさらにツーバスなもんだから益々疲れてくるってもんです…。
中でもMAROONなるバンド、ヘヴィロックな入りからメロデス・リフに雪崩れ込んでサビは一気にハイトーン正統派ヘヴィメタル…って笑えるような笑えないようなバンドも入ってます。今ってこんなんが流行ってるのね、的に興味深く聴けました※でもカッコいいんです!!
Claudinho&Buchecha/vamos dancar
Claudinho&Buchecha/vamos dancar
HIP HOPにREGGAE、テクノからエレクトロなブラジル産ゲットー・ダンス・ミュージック「ファンキ・カリオカ」(※日本ではバイレ・ファンキでお馴染み)。コッチで騒がれ出した頃、彼の地ではブームは落ち着いてたらしいんですが、これは2002年作。バイレ・ファンキが入ってきた頃、よく言われてたバイオレンスでセクシャルなイメージはここには一切ありません!
前にも書いてるDJマルボロの一連の作品と同様、お茶の間まで浸透した「歌謡ファンキ」です。カッティングのアコギの音色も爽やかで、メロディを合唱しちゃってます。そのチープで跳ねるリズムがFUNK・CALIOCAの名残りです。
ちょっとマジメに聴くにはつらい感じもしますが、この人ら(既に一人は事故死)地元でかなりのスターみたいなので、現代ブラジルを感じるにはもってこい?です。聴き続けると以外にも良い音楽として聴けてくるのも不思議だ…。
PEDRO LUIS E A PAREDE/E TUDO 1 REAL
PEDRO LUIS E A PAREDE/E TUDO 1 REAL
ロックにサンバ、ヒップホップにファンクなんかをごった煮にした音、と言われて買った1stは当時の自分(大学生時分)には理解できなかった。※まだメタル、ハードコアなんかに傾倒しまくっていた為。
これはジャケを見てブラジルコーナーで安かったので適当に買って聴いてみたらアラ、カッコいいなと。誰だ?と見たらあのときのペドロ・ルイズ・イ・ア・パレーヂじゃないですか!という珍しい再会をした盤です。1999年作。名作の97年作に続く2枚目なんでしょうか?
ロック、ファンクにサンバやらブラジルのリズム、熱さを溶かし込んだサウンドは文句なしにカッコいい。今やっと聴ける感じになった(自分の耳が)~。スクラッチ音とかも混ぜ込んで、前作よりも機械的になったと言うか、進化したと言うか…。とにかくかなり聞き込んでます。つか遅いってか…