【ギャンブル依存症の夫③】夫の絶対的味方になる
夫が自分をギャンブル依存症だと認めてから、私も夫への見方を変えました。
もともとお金にだらしない人ではありましたから、
ギャンブルをやってお金を盗んだり逃げたりしているのも
その性格の延長だと思っていました。
だから「裏切られた」と毎回傷ついていましたし、
怒って夫を罵倒することもありました。
「父親失格!」「結婚しなければよかった!」などと。
しかし、すべてを分解して考えるようにしてみました。
①夫という人。
だらしない、堪え性がない、自分の人生に自分で責任を持っていない(親のせいにしている)、弱音を出すのが苦手、
優しい、真面目、家族を好き、
夫のパートナー、家族として、ギャンブル依存症関係なく、夫という人柄をまずは理解する必要があると考えました。
短所や未熟な面なんて誰にでもあります。
夫が悩むときには、「それでも私は味方です」と伝えるようにしました。
”ギャンブル依存症、お金を使われてしまうことには、心底困っているし悩んでいる、怒ることもある、
けれど、あなた自身を否定しているわけではない。向き合うつもりがある。”
これを何度も伝えました。
お金のことで何度も失敗をし、自信を無くしている夫の絶対的な味方であるとわかってもらおうと思いました。
②夫のギャンブルに対する狂った価値観
(※狂った、というのは家族と一緒に暮らす上では理解されない、という意味です)
一瞬で大金が手に入る
借金しても大金を使ってもスロットさえやれば補填できる
スロットに使ったお金をスロットで取り返す
スロット=お金が増える場所
だからスロットに行くのを止められるとキレる
これらは私の中では”おかしくなっている”と認識しています。
ギャンブルはやったことがありませんが、
きっとちょっとしたコツを掴んで大金を得られた時にアドレナリンかなんかが出て
その快感が忘れられなくなってしまうのかなと・・・
楽にお金がたくさん手に入ったら嬉しいですもんね。
その快感に自分を失うほど蝕まれている。
これには一生をかけて向き合っていかなければなりません。
スロットで得られる快感よりももっと心が満たされることが日常であれば、
欲が湧いてきたときにも勝ち続けられるのではないかと思っています。
ギャンブルで失敗はしてしまったけれど、
お金で縛るのではなく、
お金を上手に使った楽しみ方を一緒に勉強していこうと思っています。
貧乏なりのお金の使い方、楽しみ方は今後もつづっていこうと思っています。
③病人を家に抱えている状況
お金に狂った病人がいる、と考え、
そこに対しては家族うんぬん関係なく、
冷静に自分たちのものは自分たちで守ろうとセキュリティを強めることにしました。
絶対に使われたくないお金は、ネットで他行への振り込みでした引き出せない銀行で管理。
生活費はすべてデビットカード。
クレジットはカードを廃棄し、ネットでのみ使える状態に。
パスワード等は私が頭の中で管理し、必ず漏れないように。
常に家にはお金がゼロ円の状態にしています。
自分で防げることもあります。
長期間の闘病生活は、看病している家族も疲弊してしまいます。
まずは自分が倒れないように、傷つかないように自分のことは自分で守る。
そして敵は何なのか見定め、家族を大切にする。
こうした日々は、少しずつ夫を元気に健康的にしていきました。
