よく欧米という言葉を耳にします。西側先進国のことを意図する場合も多いですが、これには違和感を感じます。と言うのも、ヨーロッパとアメリカ合衆国とでは色々と大きく異なるからです。
人口で見てみるとアメリカ合衆国は約3億となっていますが、ヨーロッパで最大の国はドイツの8千万となっており、次いでフランスの65百万、英国の62百万となっており、1億を超える国はありません。
(ちなみに、ロシアは1.4億、日本は1.1億となっています)
面積で言うと欧州連合最大の国フランスでもアメリカ合衆国の約15分の一にしかなく、日本より大きな国はフランス、スペイン、スウェーデンしかありません。
ヨーロッパは歴史的に、人種、宗教、利害関係により対立を繰り返してきたことから、その考えも国家間でかなり異なり、一つとして論じることにはかなり無理があります。それに輪をかけてアメリカ合衆国とは考えがさらに異なります。
一例を挙げてみると、アメリカ合衆国ではいまだに距離にマイル、重量にポンドを使います。しかし、ヨーロッパではキロメートルとグラムが主体となっています。
車に関しても乗用車に関して、アメリカ合衆国では、ディーゼルエンジンはほとんど使われていませんが、ヨーロッパではほぼ半分の台数がディーゼルエンジンとなっています。
アメリカ人は自国に大きな市場があることから、他国のことはあまり気にかけません。(政治に関しては別ですが)
一方で、ヨーロッパは、1国では規模が小さいので、近隣諸国との関係を考えます。
逆にアメリカ合衆国に対しては、日本ほど重きをおいていません。
日本を小さな国だと言うことをよく聞きます。しかし、日本は決して小さな国ではありません。
人口で10番目、面積で62番目となっており、経済規模では中国、アメリカ合衆国に次いで3番目となっています。
日本では、アメリカの情報が沢山入ってきて、それを持って欧米の情報と勘違いする場合がありますが、これは気をつけて行動しないといけないと感じています。
ちなみに、日本は物価が高いという声をよく聞きます。
物価と言うと難しく、実際は物によってその値段はかなり異なるので単純比較はできません。Demand-Supplyの関係から、少ないものは高いのです。
全体的に見てみるとアメリカ合衆国と比べると高いものは沢山あります。
但し、ヨーロッパと比べると安いと感じるものも沢山あるのです。
勿論、税金の比率が異なることも大きな要因ですが。