もっとも歴史のある「環翠楼」は、1000坪の広大な自然そのままの庭園と明治時代の建築がそのまま残る閑静な温泉宿だ。
数百匹の鯉が泳ぐ大きな池を中心に、明治、大正、そして昭和と3つの時代にわたって建てられた離れ4棟と本館が立っている。
天井が高めで広々とした客室には、タイムスリップしたような懐かしさがある。
特徴的なのはサンルームを思わせるバルコニータイプの広縁で、2聞続きの部屋の障子の外側に、周囲をぐるりと包むようにガラス窓のテラスを巡らしてある。
日差しの少ない北陸ならではの建築様式で、窓から差し込む光の清々しさに早起きせずにはいられない。