付き合い始めた矢先、彼女からとんでもない一言が飛び出しました。
もちろん、彼女は僕より3つ年下。まだまだ若く、これから大舞台に立つ可能性に満ち溢れているはずなのに…

その後、彼女はアメリカとカナダのバレエ団のオーディションを受け、なんと両方に合格。
その瞬間から、僕たちが過ごす楽しい時間は、日に日に確実に後ろへ流れていくような気がしてならなかったのです。
まるで『のだめカンタービレ』のような、夢と現実の狭間で揺れる日々…。

「毎日が戻ればいいのに…」
「時間が止まってくれたら…」
と、心の中で何度も願ったものの、皆に平等に与えられた時間という残酷な制約は、どうすることもできません。

それでも、僕たちはできるだけ思い出を重ねるため、
近場のディズニーはもちろん、沖縄、山形、箱根ユネッサン、富士サファリパーク、そして伊豆…
時間が許す限り、どこへでも出かけました。
その楽しい数々の思い出は、また別の機会にじっくり綴りたいと思います。

そしてまさか、内定をもらった海外のバレエ団を断り、
最終的に彼女は日本に残ることを決断してくれたのです。

会社の女性社員からも、「女性が夢を捨てるときは相当な覚悟がいる」と聞いたことがあります。
そう、本当に彼女は、海外で踊るために夜は働いてお金を貯め、昼はレッスンに明け暮れていた日々を、
今ここで全て捨てる覚悟を見せたのでしょう。

僕は、彼女との日々を噛みしめながら、
「これが僕たちの最後の本気の恋になるんだ」と、胸に強く誓いました。

そして、次回。
彼女の壮絶な過去が明かされる…
彼女は、一体どんな過去を背負っていたのか。
その真実が、僕たちの未来にどんな影響を与えるのか。

お楽しみに!