☆作文☆
デフファミリー出身でも、ろうの自分を受け止めるって大変なんですね。
でも、それはアイデンティティの受け入れには必要な時間。
私のことも一緒にしていいのかわかりませんが、高校生の頃太っていました。
そういう太っている自分が大嫌いだったし、そんなに大食いでもないのになぜ太っているのか、なんでこんな惨めな思いをしないといけないのか、すごく考えていました。
そのせいで勉強も疎かになっていたかもしれません。
でも、その悩みはいつしか消えていました。
大学に入ってからかなぁ。
自分の好きな時間に好きな食事を摂り、不摂生と言えば不摂生ですが、拘束されなくなったのが良かったのかもしれません。
自由になったおかげで、一般的な体型になりました。
あと、その時苦しんでいたおかげで、太っている人に対しても特に考えないし、差別の目で見る事もありません。
そして、その事が、娘の難聴も差別する事なく、受け入れられたような気がします。
色んな事に対して、寛容になれた気がします。
そう思ったら、あの時太って惨めな思いをしたのはすごくいい経験だったと感謝しています。
きっと誰もがそうやって色んな思いを抱えて生きています。
でも、それは将来に向けての自分の成長のためなものだと思います。
このろう学校に通う方も、苦しんだり悩んだりしたおかげで、ろうという自分を受け入れる事ができた。
一度受け入れたら、そこからの成長はすごいと思います。
娘もいつか受け入れる時が来ると思います。
その時は大変かもしれないけど、その後に素晴らしい人生が待っているので、それまでは陰ながら応援したいと思います。