今年の春に(3月10日)中軽井沢にオープンした、複合施設「Karuizawa Commongrounds」に出来た「軽井沢書店 中軽井沢店」で見つけた本の一冊です。

本の題名に惹かれ、手にし、最初のページ(はじめに)をめくった途端に、私の心の葉が大きく揺れたのを覚えました。


本の中では、60種の樹木ひとつひとつが、我々に、生きていく上での素敵なメッセージを贈ってくれています。


ソメイヨシノ 「いまこのときを、大事に生きよう」


グアレア 「倒れはしても、負けはしない」


シデ 「自分じゃないだれか」にはならない


スピノサスモモ 「この手がダメなら、あの手でいこう」


セイヨウトネリコ 「人と比べず自分をみとめる」


インドボダイジュ 「よりどころは、自分のなかに」


などなど。。。


どのメッセージが強く心に響くのかは、読み手によって様々だとは思いますが、

あっ!と笑顔になれる瞬間が多々訪れてくれる素敵な一冊ですので、よろしければ1度読んでみられてください!(^^)☆


心躍る、素敵な本に出会えた一日でした!


感謝です!




「木に学ぶ60の知恵 まっすぐだけが生き方じゃない」(文響社)

アーニー・デービッドソン 絵

リズ・マーヴィン 文

栗田佳代 訳

吉村謙一(山形大学農学部准教授)監修


p.3 はじめにより 抜粋


、、、樹木は、およそ4億年も前から地球上に存在してみます。4億年といえば、かなりの知恵を身につけるのにじゅうぶんな時間。つまり樹木は、環境に適応すること、生き延びること、繁栄することの達人なのです。

、、、複雑で、ともすると混乱しがちな、わたしたちの毎日。

、、、人生のデコボコ道でつまずいてしまったとき、この本のページをめくった先にある樹木の知恵が、きっとヒントを与えてくれるはずです。木から学んで、もっと木のように生きてはみませんか。まずは木になった気分で、ゆっくりと腰をおろして、くつろいで・・・・・・。

ページをめくるごとに流れてくる風が、頭の中の葉を、心地よくそよがせてくれますように。