「このごろようやく、一歩を踏み出せたような気がする。」と彼女は言いました。

「十分歩いてきているよ^^」と私はうなずきました。


ずっとこうべを垂れて歩いてきた人が、すこしずつ上を向いて歩きだし、今ではその周りの人間までもその日、あんなことがあったなんてことを忘れるぐらいになりました。

時の経つことのなんと速いことか。。。。。


かけがえのないものを一瞬にして失った彼女ですが、忘れることはないにせよ、そこから何とか這い上がろうと、自分自身と葛藤しながら歩き続けたようです。

彼女の手が何かをつかもうと天に向かって伸びていくのを間のあたりにしてきました。


人間って本当に儚く、弱い存在です。 でも、かのヘミングウェイが『老人と海』の中で主人公の老人を通していっていたように、「(人は)・・・死ぬかもしれない、けれど負けはしないんだぞ・・」とそういう存在を自ら超越することのできる勇気を与えられている,そんな強い一面があることを、毎年彼女にあっては確信させられています。


「今度は私も次の一歩を踏み出すね☆」


「気付かれないように、そっと観に行くわ~(笑)」




挑戦するから、みていてね!!    p(^-^)q


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