石巻を後にして、松島で瑞厳寺に参拝して、福島県の裏磐梯高原に車を進めた。
ところで、裏磐梯とは明治21年の磐梯山の大爆発による山体崩壊で長瀬川をせき止め、桧原湖、小野川湖をはじめ大小300もの湖沼を作り出した。
その景観が美しい自然豊かな地域である。
標高は700~1000mで秋の訪れも早い。
訪れたときは、連休も終わり人影はまばらである。
曾原湖畔の宿に泊まり、翌朝早く起き付近を撮影した。
気温は15℃で、すでにツタウルシは赤く色づき、カラマツの幹に彩を添えていた。
何年も前から枯れたまま立っている木をふたたび見た。
次にここに来るときこの木はまだ立っているだろうか?
赤い実をつけた植物を見つけた。
この植物は間もなく朽ち果てて一年の寿命を閉じるのだろう。
それにしても、この自然の営みはいつから続いているのだろう。
真夏には緑色が濃かった葉も穴が開き枯れる寸前だ。
そのような命の無常を感じながらシャッターを切った。