「HILOの名前の由来」ハワイ島の「Hilo」
かつて日本から多くの移民が
たどり着き、その日系人が
中心となって栄えた街です
年間を通して晴天率が
40%と雨が多い事でも
知られています
ハワイ語で「Hilo」は
「よりあわせる」という意味です
その由来はというと
~ハワイの神話と伝説より~
昔カメハメハ大王が
ハワイ全土統一の
野望を抱いて日々戦いに
明け暮れていたころのお話
あるときカメハメハ大王は
ハワイ島ワイルク川の河口の
ほとりに宿営を張りました
当時のカメハメハは
そこらじゅう敵だらけという状況で
刺客から逃れるためにも
1カ所に定住するということが
無かったようです
そして川の下流中州
住んでいる友人を
訪問しに行きます
その友人は気心も知れており
なおかつ地元の実力者でもあったので
カメハメハは特に用心せず
いつものような護衛を
引き連れての訪問ではなく
気楽に1人で出かけて行きました
出かける前に彼は家来達を呼び
「これから出かけてくるが
カヌーをしっかり見張っておくように。
盗まれたり潮に流されたりしたら
困るからな」と言い残します
家来達は、まじめにずっと
カヌーを見張っていました
しかし待てども
大王は戻ってきません
彼らはだんだん
心配になってきました
このあたりの川の流れは大変に急で
そのために「ワイルク」
(Wai-luku:荒れ狂う水)と
呼ばれていて
川の周辺には
昔の溶岩流によってあけられた
洞穴がたくさんあり
しかも木や草で巧みに隠されています
いったんそこに落ちてしまったら
這い上がってくるのは
容易なことではありませんでした
心配が頂点に達し家来の1人が
「ここは、カヌーを
置きっぱなしにしても
大王を探しにいくべきではないか」と
しかし言いつけを守らなかったときの
大王の怒りを考えると
それはそれでなかなか
すぐに実行できません
「俺に考えがあるんだ」
とさっきの家来が言います
「ロープを作って、
それでカヌーを
係留しておけばいいんだ」
「ロープを作るって?
一体どうやったら
そんなことができるんだ?」
別の家来が言います
「簡単さ。見ててご覧。
まずはティの葉を集めて、
しっかりなめす。
そして、こうやって2つの葉を
より合わせて置いておくと
ほら、あとは勝手に
撚りあわさっていって
どんどん丈夫になる
これをどんどんつなげていけばいいのさ
こういう撚り合わせかたを
HILOというんだ」
間もなく彼らはとても丈夫な
ロープを作り上げ
ワイルク川の河口に近い
Kaipa'aloaという地点
(現在、灯台が建っている場所です)に
係留すると大急ぎで
大王をさがしに行きます
ところが川をさかのぼって
ほどなくのところで
大王は何事も無かったような顔で
こちらに戻って来ました
「おまえ達、カヌーはどうした!
今のこの瞬間にも流されて
しまったらどうするつもりだ!」
大王は問いただします
「ティのロープでつないでおります」と
家来が答えます
「ティのロープだと?
そんなことができるのは
ワイピオの住人だけだ、
と聞いている
お前はどうやったのだ?」
「実は私はワイピオの
出身なのでございます」
「そうか、そういうわけか。
それはいい。よくやったお前達。
これからはこの地を
HILOと呼ぶことにしよう」
というわけでワイルク川河口の地は
それ以来「撚り合わせ」が
おこなわれた場所
HILOと呼ばれることに
なったそうです
ヒロ湾は古代のサーフィンの場所で
有名だったそうです
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