（2024年６月30日放送分）

結果

ログ

青１３→赤１４→白　×→青　×→緑１５→

白　８→青　×→白１８→スルー→青　３→

赤１２→赤２３→赤　４→青　５→赤１０→

青２０→赤２５→白　９→白　７→緑　１→

赤　２→赤２４→青１９→白　６→

アタックチャンス

白１１AC１５
アタックチャンス後
青　×→白　×→赤１５→赤２２→緑１６（WininngCall）→

青１７→赤２１

赤：　１４枚　 ○ 11　× 0
緑：　　４枚　 ○ 3　× 0
白：　　０枚　 ○ 6　× 2
青：　　７枚　 ○ 6　× 3

問題数：　３２　　　スルー：　　１

本日の一手

梅雨真っ只中で今回は乗り物好き大会です。ここ最近「線状降水帯」の出現による集中豪雨もあり、まとめて雨が降ってくるといったことが九州や山口地方で結構あってます。これだけの雨が東北地方に降り注ぐなら、山形県の名産サクランボの佐藤錦も救えないかと思ってしまう次第です。

さて、今回の本日の一手です。

これはアタックチャンス直前の場面で青１９を入れられて白９が青に変わってしまい、０枚となった局面で出た一手で白６を選択した訳ですが、よく見てみてください。

「そんなに緑に消されてラインを作らせたいんですか？」

そんな一手なんです。

挟めるパネルがないのでくっつけて取るしかありませんが、流石に悪手だと言わざるを得ないでしょう。

「アタックチャンス直前だということに注目出来るなら、白６という愚かな手は打てる訳がない」

のです。要するに、

「次のアタックチャンスの問題は絶対モノにしたいはずだから、失敗を恐れず強気で白１７→白２１AC９で行くべきだった」

そう考えます。

白２１で角を取っておいたままアタックチャンスを迎えれるなら何とかなっていたのです。

AC５という案もありましたが、赤に答えられるとその時点で１３枚以上確定されるため赤の優勝が決まってしまいますし、緑だと強烈なラインを足掛かりにして猛攻に遭ってしまうのがオチです。

理想の流れとして、

９番で赤１３を白に変える→

白６で赤７・８を白に変える→

白１６で赤１２を白に変える→

白２２でスプリットを埋めて赤の猛攻を食い止める

白１１のラストコールで青の猛攻を食い止めて勝利

白１６は白１１でも入れますが、白２１と白１６をくっつけておくと消される心配はありません。これしか白が勝つためにはこれしか選択肢がなかったであろうと思います。

で、結局白１１AC１５とした訳ですが、赤にアタックチャンスの狙い目は入られるわ、緑１６であっさり消されて青が赤と同点決勝に持ち込めなくなり、赤の勝利が確定するわで全くいい所なく０枚で終わってしまい、散々な結果となったのです。

この手を視て感じたのは、

「自力で角を取りに行く心理より、角を取られたくないという恐怖感という名の心理が勝（まさ）った悪手」

だったと断じざるを得ませんでした。

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