No20
5月10日は母の日でしたね。
我が家でも、
長男の嫁から妻への贈り物が届いたようです。
今日はそんな母の日にちなんで、
私の母との思い出を少しお話しさせてください。
私が小学3年生の頃の話です。
近所の庭先に実っていたスモモ(当時は「バタンキョ」と呼んでいました)を、勝手にもぎ取って食べてしまったことがありました。
田舎のことですから、普段から「これ食べな」と声をかけてもらえるような間柄。子供心に罪悪感もなく、つい手が出てしまったのです。
しかし、それを見ていた近所の方が母に報告。
母は私を庭の梅の木に荒縄で縛り、そのまま数時間放置しました。
じりじりと暑い日だったことを、今でも鮮明に覚えています。
その時、母は私にこう言いました。
「おばちゃんが見ていてくれて、本当に良かった」
「誰も見ていなくても、神様だけは見ているんだよ」
もしあの時、叱られずに済んでいたら、私はそれを「成功体験」としてもっと大胆な行為をしたかもしれません。
今、私がこうして社会人として何とか暮らしていけるのは、あの時の梅の木のザラザラ感、荒縄のチクチク感 、そして何より、母の言葉があったかだと思っています。
もちろん、今の時代に「お仕置き」を肯定するわけではありません。
その厳しさゆえに、私は大人になっても長いあいだ反抗期を引きずってしまいました。
けれど今、改めて思うのです。
あの時の母の私の将来を思う気持ちが「ありがたいなぁ」と!
どうか皆様は、お母様が元気なうちに感謝の気持ちを伝えてあげてください。
その機会を逃してしまった、愚かなじいさまからのお願いとアドバイスです。
それではまた!
毎週火曜日午前中に更新予定しています。


