今日は、友人宅にて『坂道のアポロン』を全巻読ませてもらった!!
漫画にしても小説にしても、映画でも、
好きな作品、面白い作品っていうのは
先や結末が知りたいという欲求と、
終わってほしくない、ずっとこの気持ちを味わっていたい
という欲望がひしめき合って苦しいね(笑)
でもこの苦しさがとても好き。
どんな結末でも、この苦しさで
私は悶絶する。
最後まで読み切ったときに、
ふと最初の話を思い出す。
その懐かしさも好き。
そしてこのはじまりの時には想像もしていない、
結末を踏まえながら読んだ時の
あの切なさも好き。
ドキドキしたり、ハラハラしたり、
ワクワクもソワソワも、
こういう自分の気持ちの昂りも。
そんな感じで、アポロンの感想。
私は昔から感想文が苦手だけど、
どうにも言葉にしないと勿体無い気持ちが溢れてくる。
薫と千太郎の友情のきらめきが素敵。
本当に。
腐女子な自分ですが、
結局はこういう友情物語が好きなだけなのですよ。
どんな出会いでも、何度けんかしようとも、
すれ違って考えすぎちゃって、気持ちが伝わらない。
でも、やっぱりそばにいる人。
そばにいたい人。
そういう関係にとても憧れているし、好き。
走り抜けるように過ぎてゆく高校生活とか。
好き。
海で遊んだ話、
けんかした話、
お互いの弱さを知ったときの話、
演奏の練習に熱中しているシーンとか、
ジャズが楽しくて仕方ないっていうあの笑顔とか、
色々キュンキュンジワジワ。
ずっと眺めていたい。
薫と千太郎とりっちゃん、
あの3人の笑顔がとても良いと思った。
はぁーー。
本当、良かったー。
読めてよかった―。
これで安心してアニメ見れる(´∀`)
友人と、友人の弟君に感謝だ!!