世界の日本語学習者数 9.1%増
世界で日本語を習う人も増えている、いいことです!
2012年 海外日本語教育機関調査 速報値発表
世界の日本語学習者数 9.1%増加(398万人)
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、世界各国での日本語教育の最新状況を把握するために、3年に1度「海外日本語教育機関調査」を実施しています。
このたび、「2012年 海外日本語教育機関調査」(以下「2012年調査」)の結果について速報値を発表いたしました。
学習者数 3,984,538人 09年3,651,232人 より9.1%増
機関数 16,045機関 09年14,925機関 より7.5%増
教師数 63,771人 09年49,803人 より28.0%増
学習者数上位10か国・地域の学習者数及び変化
順位 国・地域名 2009年学習者数(人) 2012年学習者数(人) 増減率(%)
1 中国 827,171 1,046,490 26.5
2 インドネシア 716,353 872,406 21.8
3 韓国 964,014 840,187 -12.8
4 オーストラリア 275,710 296,672 7.6
5 台湾 247,641 232,967 -5.9
6 米国 141,244 155,939 10.4
7 タイ 78,802 129,616 64.5
8 ベトナム 44,272 46,762 5.6
9 マレーシア 22,856 33,077 44.7
10 フィリピン 22,362 32,418 45.0
2012年調査結果の主なポイントは次の通りです。
中国において、日本のポップ・カルチャーへの関心を背景にした学習動機や「将来の就職」等経済的・実利的理由に支えられて大学を中心に学習者が伸びています。
インドネシアでは、タイ、フィリピン、マレーシア等他の東南アジア諸国と同様に、引き続き、外国語の選択科目として学ぶ高校生を中心に学習者の大きな伸びが見られました。
韓国では、高校における教育制度の変更が、日本語を含む外国語選択に影響を及ぼしたこと等により、学習者数が減少しました。
世界全体として、高校等の中等教育段階の学習者の拡大が続いている中で、これら学習者の関心、期待に応える教材の開発・提供や教師の能力を維持・向上させる必要などの課題へ対応の必要性も強く意識される結果となりました。