コロラドのフランソワ・ジゲールGMは「今年は大きく動かない」と明言している模様。
フランソワ・ジゲールGM
「今年は2人のトップ選手を獲得した昨季のように、大きく動くつもりはありません。我々のホームワークを進めてきましたし、準備は整っていますが、安価でチームを強化できそうな選手がいたら獲得に乗り出すかもしれません。トップどころの選手を中心にマーケットは動くでしょうけども、そういった選手たちはほんの数人しかいませんし、とてもじゃありませんが、手が出せないでしょう」
そんなコロラドはTSNの報道通り、ジョン=マイケル・ライルズ、アダム・フットと再契約。ライルズは4年1680万ドル、フットは2年600万ドルとのこと。
フランソワ・ジゲールGM
「恐らくこの2人はFA予定のディフェンスマンの中でもトップ5に入るであろう選手です。2人のFA選手と契約したような感覚ですね。ジョン=マイケル・ライルズは我々のプライオリティとなっていました。今日のNHL新時代において、パックを運べるディフェンスマンにはプレミアムがついています。そしてこれまで自身のゾーンで全力を注いできたことで、さらにより良いディフェンスマンになるだろうと思っています。アダム・フットは素晴らしいコンペティターであり、チームにたくさんのものをもたらしてくれました。コロラドの歴史においても非常に重要なパートを占める選手でもあります。もちろん数年間チームを離れていましたが、昨季終盤に再びコロラドに取り戻すことができて幸せですし、こうしてまた契約できて嬉しく思います」
ジョン=マイケル・ライルズ
「僕のキャリアはコロラドから始まった。彼らは僕をNHLまで引き上げてくれたし、他でプレイするなんて考えられないよ。彼らが4年契約のオファーを出してくれた時、ここに残りたいってこと以外は何も考えられなかった。FA市場に出て様子を見ることもできたけど、そういう願望は全くなかったね。契約が明らかになった時はインディアナの湖畔にある自宅に両親といたんだけど、対岸に住む友人がこっちまで聴こえるように叫んでたよ」
ジョー・サキックに関してジゲールGMは「どんなに時間が掛かっても、決断するまで待つ」と発言している模様。
フランソワ・ジゲールGM
「これからの数週間、もしくは数ヶ月のどこかで彼が現役続行を決心することを願いながら、できるだけベストなチームにするよう準備を進めていくつもりです。もし引退を決断するとしても、しっかり対処できるようにしていくつもりですよ。これからも決断を急がせるつもりはありません。しかしそれは彼に別の仕事をしてもらうつもりはないとか、話し合うつもりはないという意味ではありません」
ちなみにライルズの再契約がアナウンスされた時、サキックからライルズにお祝いの電話があったそうな。
ジョン=マイケル・ライルズ
「彼と2回ゴルフに行ったけど、説得しようと試みることが出来ないのはタフなことだよ。だけど彼が自分で決断するのは大切なことだし、彼自身最後には自分で決めるだろうね。彼の本心が大事なんだ」
さらにジゲールGMは「高い金を払ってまでジョゼ・セオドアと再契約するつもりはない」と明言している様子。
フランソワ・ジゲールGM
「契約合意に達しようと試みましたが、合意には至りませんでした。今後数時間以内に何かが起こらない限り、彼はFA市場で様子を見るでしょう。何が起こるかは予想もできません。私はピーター・ブダイが非常に有能なゴールテンダーだと思っています。そういった保険証書を持っているのでとても満足しているのです。ジョゼとの再契約に必要以上支払うつもりはありません。ジョゼが残留するにしても移籍するにしても、予算を正しく割り当てなくてはならないのです」
アンドリュー・ブルネットに関してジゲールGMは「移籍する可能性がある」とだけ言っている様子。
フランソワ・ジゲールGM
「今日の時点では合意に至っておりません。来季は他でプレイする可能性があると思っています」
そしてジゲールGMはジェフ・フィンガーとの再契約に漕ぎ着けていないことにガッカリしている様子。
フランソワ・ジゲールGM
「ジェフとカートの両者と話し合いを進めてきましたが、ジェフとより多く話し合いをしましたね。我々としては彼との再契約を望んでいます。この2年ですごく成長しましたし、役割も大きくなりました。彼は我々がコア・ディフェンスマンを抱えているので、役割が限られるのではないかと感じているのでしょう。もし再契約できなかったとしたら、ここから我々がどう進むべきか、その方向性を確認しなければなりません。サウアーに関しては、恐らく彼は新天地で新しいスタートを切る必要があると感じているのではないでしょうか」
タンパはブライアン・ロルストンに対してオファーを出したものの、ロルストン側は他チームからのオファーを待ってから決めたいらしい。タンパが提示した内容は、ライアン・マローンよりも少し安い7年2900万ドルあたりというウワサ。7年後、ロルストンは41歳ですか。うーん。
でもタンパのオーナー、オレン・コーレス氏は「近々大きな動きがある」って言ってるらしいんだけどなぁ。ロルストンじゃないってこと?ダン・ボイルが放出されるってウワサもアリ。
そんなタンパはフィリーからヤンネ・ニスカラを獲得。見返りで放出したのは09年6thピック。さらにタンパはヴァクラフ・プロスパルと複数年契約で合意。内容は不明。
んでフィリーはカルガリーからティム・ラムホルトを獲得し、見返りでカイル・グリーンツリーを放出。そしてデニ・ゴーティエをウェーバーに。
一方のカルガリーは2ndピックを放出し、シカゴからレネ・ボークを獲得。
アナハイムはコリー・ペリーと5年2662.5万ドルで合意間近。ほほーう、ゲツラフよりも高いのね~。
ブライアン・キャンベルはどこよりも金に余裕があるアトランタと契約する可能性があるらしい。一生懸命に追いかけているのはオタワ。
ピッツはエフゲニー・マルキンと延長合意間近らしい。クロズビー(5年4350万ドル)と同じような内容とのウワサ。さらにピッツはパスカル・デュプイと3年契約で合意。
エドモントンがマリアン・ホッサに年900万ドルという超大型契約をオファーするかもしれないらしい。本当だったら笑えるわ。バンクーバーも興味持ってるらしい。
そのエドモントンはウワサ通りRFAのヨニ・ピッカネンをカロライナへトレードし、エリック・コールを獲得。さらにはラフィ・トーレスをコロンバスへトレードし、ギルバート・ブルールを獲得。
そしてLAからエドモントンにトレードされたルボミール・ヴィシュノフスキーはLAに対する失望を隠せない様子。
ルボミール・ヴィシュノフスキー
「LAからは電話一本すらなかった。エドモントンのケビン・ロウGMからは電話があったよ。でもLAは誰も掛けてこなかったんだ。すごく驚いたね。ケヴィンには“住むならLAだけど、ホッケーをするならエドモントンの方がいいね”って伝えたよ。フィアンセは妊娠中だけど問題ない。彼女は強いし、僕を助けてくれる。僕がハッピーなら彼女もハッピーだろうね。エドモントンでプレイすることになってすごく嬉しいよ。カナダではホッケーはNo.1スポーツだ。スロヴァキアのようにね。ホッケーを愛する国を僕は愛している。エドモントンは偉大な歴史を持つフランチャイズだ。スタンレーカップを5度獲得しているしね。ファンも素晴らしいし、リンクの状態もリーグ随一なんだ」
ワシントンはマイク・グリーンと4年2100万ドルで、フロリダはロスティスラフ・オレスと6年1875万ドルで、バッファローはポール・ゴースタッドと4年920万ドルで、サンノゼはジョディ・シェリーと2年で再契約。
デトロイトはブラッド・ステュアートと4年1500万ドルで再契約。最初の2年はノートレード条項付き、最後の2年も限定ノートレード条項がある模様。さらにアンドレアス・リリヤと2年350万ドルで延長。
NJはブライス・サルヴァドールと4年1160万ドルで再契約。さらにはジェイ・パンドルフォとも再契約。そしてセルゲイ・ブリリンのオプションを行使しなかった模様。さらにデヴィッド・クラークソン、バリー・タラックソン、マット・ハリシュチャク、ヴラドミール・ザルコフとも再契約。
ボストンはペテリ・ノケライネンと2年170万ドルで延長。NYRもゴーリーのマット・ザバと延長。
アトランタのアレクセイ・ジトニクとコロンバスのデュヴィー・ウエストコットは共にウェーバーをクリアし、バイアウトされた模様。
マルタン・ブロデューアが再婚した模様。エイヴリーはやっぱりネタにするんだろうか。
一先ずここらで一区切り。