まさかこんな大どんでん返しが待っていたとは…。



キミ・ライコネン(フェラーリ)が悲願の初チャンピオンに!



最大27ポイント差をひっくり返す大逆転劇。

興奮してしばらく寝れなかった。

マッサの貢献も大きかったな。

アロンソを抑えきれるか不安だったけど、

今回のアロンソは何だか元気がなかったように見えた。



誰よりもシリーズを優位に進めてきたハミルトンは、

序盤に痛恨のコースアウト+突然の失速に加え、

よくわからん3ストップ作戦で後方に沈む結果に。

失速はギアボックストラブル(ロン・デニス談)かボタン押し間違い(ハミルトン談)らしい。

どっちが本当なんだかね。

あの失速もあったんだし、2ストップにしておけばタイトル取れたかもしれないのにね。

“たられば”言うとキリがないけど。



厳密に言うとライコネンのタイトルはまだ確定ではない。

というのも、4~6位に入ったBMWとウィリアムズに

燃料温度の規定違反があったため。

スチュワードはお咎めなし(ただしFIAは違反を認めている)の結論を下したけど、

マクラーレンがこれを不服とし、国際控訴審に提訴した様子。

これで除外処分が出たら7位のハミルトンが繰り上げ4位になって、

ライコネンを交わしてタイトル奪取の可能性があるワケだ。

ま、どこのチームでも当然控訴するわな。

ライコネンのタイトルは揺るがないと思いますが。



GPデビューを飾った中嶋一貴がピットクルー2人を撥ねたシーンはビビった。

そう、“納豆走法”で有名な中嶋悟氏のご子息です。

カーボンブレーキが冷えてしまってたのか、モロにロックしてましたね。

昔、シューミーがステップニーを轢いたシーンを思い出した。



さて、これからの楽しみはストーブリーグですな。

去年のシューミーのように。今年はアロンソが決まれば次々と決まるでしょう。