破壊工作疑惑で提訴されたナイジェル・ステップニーですが、

マクラーレンへのスパイ疑惑が持ち上がっています。



彼は今年の4月にフェラーリF2007の設計図などの機密文書を

マクラーレン・エンジニアのマイク・コフランに渡したとの疑惑。

コフランの自宅を家宅捜査したところ、同文書が見つかったそうです。

その文書も数ページ程度ではなく、何百ページにも渡るものだとか。

マクラーレンはこれを受けてコフランを停職処分にしています。

さらにマクラーレンの人物がもう一人関与しているとのウワサも。


マクラーレンは潔白を証明するためにFIAに車検を依頼し、

フェラーリのデータが反映されていないと主張しています。



ステップニーはホンダに移籍しようとしていたと言われていますが、

会談時にそのデータを持ち込んだのではないかとも言われています。

ホンダ代表のニック・フライはステップニー&コフランとの会談を認めていますが、

データは受け取っていないと否定。

FIA会長のマックス・モズレーもホンダの関与を否定しています。



マクラーレンMP4/22にF2007の設計が反映されてるとは考えにくいと思います。

4月と言えばもうマシンがほぼ完成している時期ですし。

だけどフェラーリの基本コンセプトやレース戦略が渡ったという観点では

大いに問題があるかもしれませんね。

というか、内部情報が渡ったこと自体が大問題。



F1最高権威のバーニー・エクレストンは、

ドライバーズ・ポイントには問題ないとしていますが、

コンストラクターズ剥奪の可能性があると示唆しています。

ただFIAは、問題があれば全てのチャンピオンシップから排除するつもりらしい。



問題があったとしたら、チームが罰せられるのか、

それとも個人が罰せられるのか…。

ちなみにステップニーはすでにフェラーリから解雇されていますが、

発端となった“白い粉末”は洗剤だったとのウワサもあります。



この事件についてFIAが調査を始めています。

短いですが、公式プレス を貼っておきますね。