近代F1ではコース上でのオーバーテイクシーンはあまり見られず、

どちらかと言えばピットストップなどの戦略で抜くのが定石です。

玄人目にはスゲー!と思うかもしれませんが、

やっぱりコース上でのオーバーテイクの方が誰が見てもエキサイティング。

この戦略を始めたのはM・シューマッハ&フェラーリのような気がする…。


FIAはかねてからこの状況を何とかしたいと考え、

スリックタイヤを禁止してグルーブド(溝付き)タイヤを導入したり、

タイヤをワンメイク化してタイヤグリップを下げたり、

エンジンを3リッターV10から2.4リッターV8に変更したり、

エンジン開発ホモロゲーション(凍結)を決めたり、

回転数を制限したり…。

それはそれは色々な手を打ってきました。

スピードを落とすことでオーバーテイクが増え、

さらに安全面も向上して一石二鳥じゃん?って考えたんですね。



しかし結果はエアロダイナミクスが著しく進歩し、

エンジンパワーは下がったのに、コーナリングスピードは上昇。

V10時代から200馬力近く低下しても、

タイムは落ちるどころかレコードが生まれてるんですね。

「近代F1=空力」と言っても過言じゃないと思います。


そして前のマシンの乱気流でオーバーテイクはさらに困難になり、

Gが増えることで、ドライバーは安全どころか逆に危険に。



こうした状況を見て、FIAはウイングレットなどの付属的なデバイスを

禁止するのでは?と言われています。

安全面はもちろん大事だけど、世界最高峰を謳ってるスポーツなので、

そこの折り合いをつけるのが難しそうですね。



空力と言えば…ホンダとマクラーレンが用意した新コンポーネント。

どっちもこれはどうなんだろう?って思いますね。


mp4-22 ブリッヂウイング

マクラーレン・メルセデス、MP4-22のブリッジウイング。

これは撓むと思うけど…。



ra107 ダンボ

ホンダ、RA107のエレファント・イヤー(通称ダンボ)。

これは笑った(笑



ホンダは実践投入しないみたいだけど、

マクラーレンは使うらしいです。
他チームからの抗議は出ること必死でしょうね。

てかどっちもカッコ悪い!

今夜決勝のスペインGPですが、

2016年までの開催に合意したようです。

これでスペインでは2014年までの長期間に渡って

バルセロナとバレンシアでのGP開催が決定。

ホントに一国一GPはどうなったんだか…。