カバンに本が入っていないと不安なタイプなので、本屋に行って1~2分で話題のベストセラーとかテレビ化されている本とか買っちゃうってよくあるコトなんですよね。
昨日、本屋に行ったら「伊坂幸太郎コーナー」を見つけたので、サクッと買ってみた本です。
コレ、意外におもしろい。
映画化にもなった死神を主人公にした短編小説集。
・死神と人間の掛け合いがどこか微妙にズレていて笑える。
・「死=悲しい」というイメージが全くなく、それもどこか客観視して読める。考えながら読むというよりか、物語を純粋に楽しめる感じ。
・小さな裏切りがところどころ仕掛けてあるので、飽きずに一気に最後まで読める。
・最後には、他の短編とクロスオーバーして、小杉バリに「ヒーハー!!」って言いたくなるようなオチも (…すいません、コレは言いすぎです)
結構、オススメですね~。
短編の1つに「旅路に死神」という話があります。
自分の母親と街で出会った見知らぬ不良を刺した若者の逃亡に、死神が一緒に旅をするとかいう話。
その話の1つに、こんな内容がありました。
(この若者は罪を犯したというのに)どこか、自然体だ。
人を殺した意識や実感がないのだろう。
自分の置かれている状況に真実味が持てていない。
「想像力が足りないんだ」
なんか、自分に置き換えて考えてみたら、グサッときたんです。
オレ自身、仕事や恋愛なんかで失敗する時は、決まって想像力が足りてない時。
「ここでこうしないと結果的にこういう失敗が起こる」
「こんな態度をとってしまえば、相手は嫌な想いをする」
「相手はこういう行動をとって欲しいのに、自分はその時、それを想像できなかった」
こんな経験ってみなさん、ありません?
あまりにも想像力って足りてなかったら、人を殺すなんてこともリスクを考えなくなっちゃうのかなぁ。
「マイナス方向の想像力=危機感」。
ハッピーだとか「こうやったら楽しい」なんていう想像は得意なんですけど、危機感的な方向の話は、今のオレに大分欠けてるもの。
ま、オレのコトを知ってるみなさんなら、「お前は、そーだなぁ(笑)」なんて画面の前で言ってるんでしょうね(笑)
そういうの鍛えるのって、経験?
あ。見切り発車のクセを辞めるコト?
ま、どっちも正しい答えなんですけど。
せっかく大人になってるんで、「危機感ある男」ってのも目指していきたいなんて思った、今日このごろでございます。