ラインをなぞる


君の手と僕の手を重ねて
見つめあった
一つの質問に、君は全てを答えた
その瞳に嘘はなく、笑顔になった

僕のおでこと君のおでこをあわせて
キスをした
一つの質問に、君は全てを答えてくれた
ありがとうを素直に言える言葉だった

僕は、これほど暖かいものを感じた事がない
そんな君が僕の側にいるのが
当たり前になるのが夢のようだ

私はあなたの身体のラインをなぞった
求めるのは、それじゃなく
あなたそのもの。

遠い記憶はいらないものが多い
望んでないばかりだった
君は、それを無くしてあげると言った
消せないなら、埋めてしまえばいいと

空のグラデーション全て素敵なのに
時にそれさえ感じられない恐怖もある

もう見たくないんだ。
閉じ込められてるような狭い部屋に
居たくないんだ

僕の前を寂しげな蝶が飛んでいる
重たくなった羽根を
休める場所を探していた
数を数えながら落ちていく

見守る事だけして、救えないつらさを
その命がどれだけのものかわからない

僕は、これほど暖かいものを感じた事がない
言葉をくれた温もりを
あなたの素直な言葉を包みたいと

僕は君の身体のラインをなぞった