その椅子に座ったのは

最初の違和感を感じてから

確か一年半後くらいだったと思う

最初の違和感2015年2月ごろだったのは

確実に間違いない

その頃、引っ越しをしていて

新居で携帯のゲームしながら

高得点が出ないことを

「土地が変わったせいなのか、、、?!」(←アホ)

少しだけ本気で思った覚えがあるから

で、、、

診断を受けたのはそれからたしか

一年半後くらいだったと思うんだよなぁ

この、初診年度の確認

今度の課題として覚えておきます

(以前の「三鴨絵里子のブログ」の過去ログがあるから

内容を辿ればなんとなく見当がつくと思うのよ)


とにかく診断の時期は不明なれど

当時の症状には記憶があって


   右手は‥パソコンのマウス操作が

       だいぶ動かしづらい

   右足は‥歩く時に軽く引きずる


日によって程度の差はあれど

そんな症状が出ていたと記憶しています

それと、深刻だったのは

下肢のむずむず感もやもやでした

座っていると

両足がむずむずして

5分と放置していられない

ふくらはぎや膝の横に

ギュッと指を押し付けてダッシュ

圧迫すると少しの間放っておける

でも数10秒もするとまたムズムズして、、ピリピリ

何をするにも下肢の違和感が

気になって集中できない

そんな日が続いていました


いつの日かの夜、父に電話をしました


「私、何か神経の病気かもしれない、、」


父はすぐに、当時父自身が通っていた

下目黒にある小さな個人病院

私を連れて行ってくれました

そこは住宅街にひっそり佇む小さな診療所で

たまたまMRIの機械を備えていて

たまたま難病指定医

(この資格を持った医師でないと

パーキンソン病の診断を下せない)

がいる病院だったのは

とてもラッキーな偶然気づきだった

と思っています

採血もして

その日のうちに診断はおりました


帰り道

「、、、やっぱり、、

少し引きずってるな、右足、、、」


父は、不格好に歩く私の顔を覗き込んで

心配そうに声をかけてくれました

いまだに

その時のことを思うと

胸がキュッとなります


なるべくまっすぐ歩こう


父の前では


できる限り


まっすぐ歩こう


強くそう思ったのを

今でもはっきり覚えています