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ひろくんの おはなし nano で
永遠に とけない雪だるまさん
（スターロードスノーマン）
の お話です
「永遠に とけない雪だるまさんは
どうして とけないの？」
だいぶ前から 次女に それを 書くように
言われていました。
なかなか 書く機会が ありませんでしたが
クリスマスを前に
お話が 降りてきてくれました。
読んでいただければ 幸いです
「どうして とけない雪だるまさんなの？」
どこの まちの お話？
いつの ときの お話？
永遠に とけない 雪だるまさんが、
とけない雪野原に なかまたちと 住んでいたんですって♪
「雪だるまなのに とけない？ そんなの変？」
と
思うけど ほんとうに とけないんだって！
どうして とけないのか？
わたしが
まだ 小さかったころ
クリスマスの夜に
こんな話を 聞いたよ♪
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雪の ふらないまちに
ある朝 めずらしく 雪がふりつもりました。
大人たちは こまってしまいましたが
子どもたちは 大喜び♪
とくに 2人の なかよし
ひろとくんと ひろかちゃんは 大はしゃぎ。
幼稚園に 行く前に
2人で ゆきだるまを 作って
『ひろくん』
『ひろちゃん』
と、
お互いの ニックネームを つけて
２つ 並べて あげました。
やがて
2人が 幼稚園に 行ってしまうと
雪も止んで お日さまが 顔をだしました。
幼稚園が 終わって
雪だるまさんに あうのを たのしみに 帰った
ひろくんと ひろちゃんは びっくり！
2人で つくった 雪だるまが とけていました。
可愛かった 顔も
ぐちゃぐちゃ。
まるで 泣いているようです。
「うわ～～ん」
きゅうに ひろちゃんが 泣きだしました。
『ひろくんが ひろくんが とけちゃった～』
目からは 大粒の 涙が
ボロボロと こぼれています。
ひろくんも 同じ気持ちでした。
「ぼくの つくった 『ひろちゃん』が とけちゃった。。」
でも、ひろくんは 泣きませんでした。
なんだか 泣いては いけない 気がしたのです。
「『ひろちゃん』に なにか 言わなきゃ！」
そう おもったのです。
「ひろちゃん！泣くなよ！ だいじょうぶさ！
この 雪だるまは もう 絶対に とけないから！
だって・・・
だってさ・・・
1度 とけたんだから、もう とけることは できないだろう！
ずっと ず～っと 『ひろちゃん』と ぼくの中に
いるんだから！ もう 泣くなよ！ 」
「もう ぜったい とけない・・・・・？」
ひろちゃんは、ひろくんのことを じっと みつめました。
「あっ、そうか！ とけてしまったから
もう とけられないんだね！」
「『ひろくん』と わたしの中に
ずっと ず～っと いるんだね♪」
そういうと ひろちゃんに 笑顔が もどりました。
そして
その夜のこと・・・
ひろくんと ひろちゃんは
なぜか おんなじ夢を みました。
2人の作った 雪だるまが
星のひかりに 乗って
遠く とおくの 雪野原へ 行って
ずっと ず～っと とけずに
なかよく 手をつないでいる 夢でした。
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と、
こんなお話でした。
だれに 聞いたかって？
わたしの ひいおばあちゃんだよ。
名前は、「ひろか」って言うの。
それからね、ひいおじいちゃんは
「ひろと」って 言うよ。
「それって もしかして？
『ひろくん』と 『ひろちゃん』 じゃないの？」
「そうだよ^m^
わたしの ひいおばあちゃんと
ひいおじいちゃんなんだ」
だからね、私 2人の作った 雪だるまさんは
ずっと ず～っと とけないで 雪野原で なかよく
していると 思えるんだよ。
とけない雪だるまさんは いるんだって 思えるんだ！」
みなさんも そう 思いませんか(*^▽^*)
m(__)m
ひだまり.H.s.a.
クリスマスイブの 朝空さん
きっと 今頃
雲に 隠れて
サンタさんが 忙しくして いることでしょう(≡^∇^≡)
どうぞ
クリスマスイブの 佳い1日を
*:..｡o○☆ﾟ･:,｡*:..｡o○☆
クリスタル ツリーは
孫ちゃんからの
一足早い
クリスマスプレゼントです。
ありがとう
メリークリスマス