oil_01
以前、エンジンオイルについて書き記したことが合ったが、その後我がM5はオイル管理にすこぶる調子が良い模様である。といってもオイルの滲み等がなくなり、口では表現しづらいが、エンジンフィールがなめらかに感じている。そこで、お世話になっているパドックにボトルキープならぬオイルキープをして頂いた。(いつもありがとうございます。パドックを私物化していますね。汗.....。)1,000kmで、オイル1L(走り方次第では、それ以上も)をパクッと飲み込む我がM5(飲み過ぎっちゅーの!)は、4L缶を買っているとすぐ無くなってしまうので、20L缶のオイルキープと相成った。

oil_02

さて、グレードだが前回と同じく半化学合成タイプだが、グレードタイプを変更した。それがTT40モデルである。一昔前からあるオイルであるが、レンジは20w-40と超狭いレンジ仕様である。「こんなにレンジ狭いと大丈夫ですかねぇ?」と話す。「乗り方にも寄るけど、自分の964RSにいつも入れて、街のりサーキットともすべてこれで 今まで問題が起きたこと無いよ。」と返される。「出庫前の暖気だけは多少やったほうが良いけどね。」付け加え。確かに下が極端に高いので、冬場の暖気は、必要であることが予想される。しかし、レースシーンではこれ以上のレンジにて行われており、このレンジが極端とは思えないところが凄い。このメカさんはイギリス渡航しF3メカをやられてた方である。パドック上には11,000rpmまできちっと回るフォーミュラーロータスまで所有されており、違いの分かる男である。(褒めすぎかなぁ。)信頼を寄せるメカさんからの助言を聞き、試してみたが全く問題ない。浸透性がどうしても高い100%化学合成オイルは性能は確かに良いのだが、我がM5には少々扱いづらいらしい。(僕のM5だけでしょうか?)今後は、無くなる度にパドックへ継ぎ足しに来る楽しみが増えた次第であります。また、エンジンオイル交換も自宅作業でなくなり、その作業性は、段違いに良いと思われる。温かくなってきたこの頃、山の状況を見に行きたくなってうずうずしてきました。
前々から懸案であった、シフトブーツ(ベローズ?)の交換をした。
私のシフトベローズは、熱と経年劣化により硬化しており、さわると部分的にボロボロと欠落していた。そのおかげで、車体底からはいる排気熱、ミッションからの熱等で、腕及び、右足太ももがやけどしそうになることがよくあった。取り寄せたシフトブーツの張り替えは比較的に順調に事がすすんだ。だが、どうしても車体底にあるアンダーラバーらしき物が熱によって、溶けており、うまくベローズが入らない現象に陥った。結局、約1時間くらい、このラバーをクレーパー等で削り落とし、すんなり入るようになった。

シフトベローズ

ようやく、うまく装着し終わり、基に戻して走行フィールを確認したが、いままで、熱に悩まされていた。部分に全く熱気が当たらず、何でもっと早くしないのかと、いつも自分のバカさ加減に呆れてしまう。これで、今年の夏に向けて、社内的には、解決された。あとは、エンジン周りの熱対策をどうするか思案中である。あっ、それから聞かなくなっているエアコンもどうしよう....。まだまだ夏までにしなきゃいけないことが、いっぱいあることに改めて気づいてきた。皆さんの、シフトベローズもそろそろ危ないかもしれませんよ?えっ、とっくにメンテ済みですか。失礼しました。
カーボンボンネットもようやく装着出来、走る楽しみを増した我がM5であるが、約半年くらい前から、エンジンのフィーリングがよくなかった。いろんな原因が頭をかすめていたが、その原因として考えられることとして
1.排気中間触媒以降ワンオフ制作したため、排気流速がうまくとれていない可能性
2.排気センサーが、純正位置と同じ位置となっており、ワンオフマフラーとの整合性が合ってない?
3.イグニッションコイルの劣化?
4.プラグコードの断裂?
5.燃料ポンプの劣化?
6.プラグの劣化?
7.エンジン自体のオイル下がり
8.セルモーターの不調

バッテリー

自分なりにその不良因子をつかむため模索していた。そんな中、いつもお世話になっているファクトリーに出向き、メンテしている途中であった。「あのさぁ、リフトに上げるから車持ってきてくれる?」と言われ、「了解!」と返す。すぐさま乗り込み、エンジン始動「キュルルル、キュルルル......。」おかしい。さらにもう一度「キュ.....。」完全に終わってしまった。とうとうバッテリーが逝ってしまった。そう、この寒い冬に我がM5は週に一回か、2週に1回程度しか走っておらず、バッテリーには過酷な状況下であった。その日の朝からセルの周りが悪く、バッテリー不調を予想されていた。

そのまま、ファクトリーの予備バッテリーにて直結し、セルを回すが掛からない。メカさんいわく、「セルモーターの磁石が固着することもあるよ」といわれ、セルモーターを近くにあったエクステンションで叩きながら始動を試みる。「キュル....。」少し動いたがやはり駄目、どうやらバッテリー自体がご臨終のようだ。テスター等で調べると電圧は有りそうだが、不調な動きを示す。「このバッテリーを充電しても使えるけど、銅板の列の内どこかおかしい。」と言うことで、パドックにストックされていた85Aのいつ見てもどでかいバッテリーを購入することになる。(いつもありがとうございます。)知っての通り、M5のバッテリーは後部座席下にあり、脱着がまたしづらいのである。やはり、M用に考えて作られていないので、しかたがないが、こんなに重くなくてもいいのでは?といつも思う....。

やっと装着も無事おわり、エンジンを始動してみると。「キュルルル、ブロロロロ。」一発始動した。めでたしめでたし。さてこれで、元に戻ったのだがさらに思わぬプレゼントをもらうこととなった。始めに戻るが、我がM5は、この半年間高速走行等のとき、高回転から、シフトダウンしながら料金所をETC通過し、フル加速しようとするとミスファイヤーしたような現象に陥り、「ボッボッボッボ」というふうになり、そのあと加速するようになっていた。また、2,000rpmで4速維持して加速を試みるいわゆるダルな運転をしても同様な状況であった。メカニック等に相談するもどうしても解決出来なかった。(最終的には、エンジンヘッドオーバーホールの必要性まで話していた。)

ところがである。このバッテリー交換したことにより、見事にすべて元に戻ったのである。いままではいったい何だったのかと思った。しかし、バッテリーの電圧不良がこんな不調を呼ぶとは全く創造も出来ず、半年間も悶々とする生活を送っていた。皆さんの車両もエンジン不調があれば、まずバッテリーから疑ってみると良いかもしれませんよ。さーもうひとっ走りするかぁ~。
今回カーボンボンネットを取り付けることにより、板金の難しさを思い知らされた。実際私もボンネット取付に立ち会ったのだが、寸法通り作ったボンネットも重さ、ねじれ度合い等の違いにより、通常のボンネットでは起こりえないことが様々起こった。その例を紹介していこうと思う。
ヒンジ取付02
まず、E34の場合、ボンネットが手前をヒンジ側にて車体前側に開く構造なのだが、そのヒンジ部にバネが仕込んであり、有る程度の引っ張りを確保している構造となっている。しかし、この部分の引っ張りがカーボンボンネットには、問題となった。このまま装着するとボンネットの軽さ故、閉じると浮いてしまうのである。よって、このバネを取り外すこととなる。次に、ロック金物部であるが、これ自体は、カーボンだから問題にはならないのだが、全てのチリあわせの重要なファクターであった。(何故かは後ほど紹介)
ボンネットダンパー取り付け
上記写真だが、通常のE34ボンネットダンパー取り付けと変わらないのだが、よく見て欲しい。気づいたあなたはダンパー交換をされている方なのかもしれない。そう、ダンパー両端に固定用金具が通常は付いているのだが、取り外してある。お気づきかと思うが、このボンネットダンパーも装着すると、完全に両側が浮いてしまうのである。よって、しまうときはダンパーを取り外す。そして、開くときに取付けをし、固定用とする。脱着可能が容易にしてあるのであった。(これがないと、反対側へ折れ曲がる。恐ろしい惨劇を目にすることになる!?)
ヒンジ取付01
さらに、エンジンルーム両端奥にある、ボンネットヒンジにも高さ調整が必要である。実はこの部分がとても難しかった。このヒンジ自体高さ調整が出来る物が一切無いので、ワンオフにていろいろ細工をしないと調整が出来ない。(やり方は語らないようにとメカからの一言)この調整を奥側両端及び手前側ロックヒンジ高さ調整にて何度も何度もTry&Againを繰り返す。そして、チリあわせに一番の難所だったのが、右フロント部分のボンネット浮きであった。何故かというと、左側にロックヒンジが有るため、どうしても右側が浮いてきてしまうのである。この作業だけで実に5時間を要した。(素人ではとても出来ないと思った所以である。)全てが完璧に合い、最終的に要所要所を確認しOKとなった。
ウォッシャーノズル
上記部分だが、お気づきかもしれないが、ウォッシャーノズル及び吹き出しが取り外されたとお思われがちだが、実は、移設しました。そう、ワイパーの下部へと移設しました。最初は、2ヶとも付けたが、意味をなさないので、一つだけを中央当たりに付けることに決定、実際使用感は、ワイパーが稼働してからの噴霧でないとうまくウインドーに掛からないが、その辺は妥協することにしました。いろいろ苦難を乗り越え、ひとり自己満足の世界に浸ってます。ただ、あまりにもノーマル然としており、また、色も同化しているので殆ど気づかれない羽目となった。でも、大人の私にはその辺がまた嬉しい部分でもある。(どうしようもないバカっぷりである(笑))
カーボンボンネットフロント
とうとう、その時がやってきた。苦節約1年待ちに待ってたカーボンボンネット装着である。カーボンの折り目、ロッドから金物の強度、ヒンジの調整、裏骨と表カーボンとの取り合わせ。調整箇所を言っているときりがない位、いろいろな調整をしここまでやってきた。(涙ものである。)パット見て、気づいた方もいるかもしれないが、ウォッシャーノズルが無い。しかし、取り去ってはなく、ワイパー下へ施設した。そうすることで無駄な出っ張りが無く、よりこのカーボンボンネットが引き立つと思えたからだ。
カーボンボンネット左フロント
さっそく、いつもお世話になっている○嶋ファクトリーへ直行。装着手順を見ながら、ここまでの出来上がりを走馬燈のように見つめている。取り付けに関しては、エンジン奥両端にあるヒンジ金物の高さ及び奥行き調整、エンジン手前にあるヒンジ部の高さ及び奥行き調整をし、左右のチリあわせをする。簡単に淡々と作業をして貰ったが、やはり素人の領域ではここまでの精度が出しづらいかもと思った。光に乱反射するカーボン綾織りの怪しい輝きが、この車の素性を現しているようだ。このカーボンボンネットを取り付けるためには、ノーマルについている左右のボンネットダンパーをまず外さなければならない。(そうしないと、ダンパーの力にまけてボンネットが浮き上がってきてしまう。)次に、手前にある、取り付けヒンジ部であるが、この丸い筒状のヒンジ内部にもスプリング式のダンパーが付いており、これも取らなければ強すぎることとなった。よって、運転席下にあるボンネットオープナーを空けても、「ボン」とは言うが、まったくボンネットはあがってこない。(手作業で持ち上げることとなる。)その後、ボンネットの留めが必要となるので、ノーマルのボンネットダンパーを再使用する。(その為に、ダンパー両端にある留め金物を取り外して、使用することとなる。この留めをしないとボンネットが反対側にいってしまうので、最悪取り付け部が折れてしまう可能性がある。)
カーボンボンネット右フロント
裏骨部分もカーボンにし、表から推測出来ない部分までこだわって製作した。(実際、そんなに重さが変わるわけではないが、自己満足の極みである。)また、骨の間から見える表カーボンの裏処理であるが、カーボン自体、エンジンの熱にそう強い物では無いこともあり、ブリッツの対熱シートをおごった。1m×1mが¥16,000もすると言われ唖然としたが、ここは頑張って使用することを決意する。
カーボンボンネット裏面
さて、装着後のフィール感であるが、正直街のりでは解らない。但し、ブレーキング時の止まり方が前より反応が良くなった気がする。今後の全開走行時にそのフィール感を求めていきたい。しかし、21kgあったノーマルボンネットから9kgまでのダイエットは相当おいしいかもしれない。皆さん一つどうでうすか?
カーボンボンネット表
ついについに念願のボンネット初期ロッドが完成です。苦節約1年、構想から完成までいろいろ有りました。まだまだ問題点も有りますが、とりあえず80点と言うところです。表面の綾織りは、通常の平織りと違い角度によっての見え方に違いを感じさせます。といっても性能面的には変わりませんが....。(汗)この綾織りのロッドは、仕入れが難しいことと、E34のような大型ボンネット泣かせの1m50cm幅しかなく、この幅のロールものとなるようです。よって、端ぎりぎりの寸法であり、端に行くほど無理を強いられることとなっているようです。しか~し、ここまで出来ていれば、私は大満足であります。(笑)
カーボンボンネット裏
裏面に行くと、骨部分にカーボンをおごり、裏面の平版は処理せずカーボン素地のままにしてます。でも、それが返ってアクセントになり、良いかもと思い出しました。予算がないだけですが(笑)(この辺は、予算によっては全てカーボンだったり、全てFRPにし、塗装や処理無しにしてインシュレーター貼りもありかも。)
いずれにせよ、フロントへの超ダイエットとなり、我がM5にとっては、これ以上ないプレゼントであった。現在、車検中であり、終了後装着をし、早く走ってみたいものである。(待ち遠しい~。)
carbon_01
とっても久しぶりのブログ更新である。
仕事にかまけて何ヶ月も放置プレーであった。
我がM5は、なんの問題もなく稼働しているが分け合って週1程度しかのらなくなっている。
そんな時に、「カーボンボンネットのクレーが出来たよ」との声...。
「まじですか?」と言いつつ半分顔がにやけていた。
颯爽とファクトリーへ直行し、取り付け確認・チリあわせを行った。

carbon_02
全て予定通りの寸法であったが、元々付いているボンネットダンパーの威力が強いため、カーボンが盛り上がってしまう現象に陥った。「これは、やっぱりダンパー無しにして、空けたときだけダンパー取り付けにしないと駄目かも」と結論がでた。もともとこの部分は懸念事項に当初からあがっていたが、やっぱりと言う状況であった。そんなこと自体に問題視しない私は、速攻でこう答えた。「全く問題ないので、そのまま製作に入って下さい。」ということで、もう暫くすると出来上がる事となる。待ち遠しぃ~。(笑)
トランクルーム
「こんなにいろいろ積んでたら軽量化の意味無くない?」と聞かれると、しばし「.....。」となってしまう。しか~しである、こんなに積んでも楽しく走るM5が好きなのだ。激走中にバンパーが脱落したり、マフラーバンドが切れ、マフラーが脱落しても?やっぱりM5がすきなのである。もし、あなたがこんな事ばかり続くと自分のトランクにいろいろ積んでしまい、同じ境遇になるかもしれません。お気をつけ下さい。ともあれ、私は、いつも

1.予備エンジンオイル4L
2.予備ブレーキオイル1L
3.牽引フック、バッテリーケーブル
4.工具箱(最低限の工具)
5.水1.5L
6.クーラント1L

等々、これ以外にもいろいろ積んでいる。もしかすると今後ジャッキとかウマとか、もっと増えるおそれがあるが、「何か起こってからでは遅い」と言う言葉が私に積ませてしまうのだろう。こんな心配をせず走りたいものだが、こんな心配が好きな自分に、ほとほと困り果てている今日この頃である。(オタク化現象....。)
Muffler
ワンオフのマフラー制作をしたとき、装着後あまりの音量に廻りの迷惑を考え、サイレンサーを取り付けていた。(自分的には、サイレンサーをとりたい。)このサイレンサーがまたおもしろい機構であり、始めの2,000rpm位までは、糞詰まりのサイレンサーのような良くある音なのだが、3,500から4,000rpmを越えるくらいから抜けの良いサウンドが楽しめる機構となっている。(大爆音大会....汗)このAPEXiのサイレンサーは可動弁式となっており、排圧に応じてサイレンサー閉幕部の開閉を調整している。本来、国産車ベースに考えられた物だが、出口の形状さえ合えば、ポン付け出来てしまう。(しかし、各社の排圧に応じて可動回転数が変わってくるので、要注意!)取り付けた時の大変さは、下記サイトをチェック

E34 M5-RS

この頃思うのだが、サウンドからくる人間の五感に感じる走行フィール感は、とても重要で詰まっているようなサイレンサー音を感じると、自然とアクセルを緩めてしまう。こんな所にも走る上のモチベーションは保たれているのかもしれない。
今回のメンテにより、エンジンオイルの見方が、自分として随分変わってきた。今までは、オイルメーカーという会社は数知れずあるが、大元のオイル供給会社は何社かに限られる。で有るならば、当然大元の供給会社製で粘度の指定をしていけば間違いない。と勝手に思っていた。実際、粘度の違いと100%化学合成であるか、鉱物性であるか、という事ぐらいしかその違いを見いだせていない方は多いのではと思う。実際私もその1人である。しか~しである。あなたの車にそのオイルは合ってますか?と問いかけられると疑問が随分出てきた。私のE34 M5に於いては、ヘッド及び腰下部分、各種シーリングからオイル滲みが頻繁に起きる。(メンテ不足な部分も当然ある)今回のメンテで、ガスケット関係の新調をし、目止めも隈無く出来ている。この状況でオイルがもし滲めば、それはやはりオイルとの相性もあるんだなぁと実感した。実際、今までのオイルを使いメンテ後500km程走行したが、既に滲みが確認された。これを機にオイルの変更を考えてみてはと、メカニックから説明を受ける。使用したオイルは、写真にもあるWKOS製4CTである。
Eingine_Oil
このオイルは、半鉱物性であり、半化学合成でもある。よって100%の化学合成では無いのだが、我がM5の状況を見ると、さらさらオイルの100%化学合成オイルよりも、4CTの方が被膜を作りやすく、このエンジンには適切ではないか?と説明を受けた。しかし、粘度的にはちょっと低めでは?と質問すると、この粘度で本当にオイルが劣化するくらい回転数を上げてる?と返される。自分の実際を説明すると、充分対応出来るよと答えを受けた。よって、このオイルを使うことを決意し、オイルを注入後300kmほど走っている。エンジンの各所からびっくりするくらい滲みが少なくなった。私のエンジンは、いままで3000km走るまでに4リットル缶1缶をを飲み込んでいた。これから、このオイルによってどの位の改善が図れるか調べていきたい。