「よろしくお願いしますm(_ _ )m」
と、飲食店のバイトの店長に頭を下げる。
「こちらこそ来週の土曜からお願いしますね(^-^)」
店長さんはいい人だ
細めで小柄で若かりし頃は相当綺麗だったろうと思わせる顔
ニコリと微笑んで帰っていく私に手を振る。
大学一年生になって初めてのバイトだ。
本当はもっとカッコいいとことか
自給のいいとこに働きたかったが
「バイトの条件は①家から近い②夜遅くならないところ③飲食店」
というほぼ飲食店がバイト希望の母の条件を聞き入れて
家の近くの小さな飲食店に私は電話をかけた。
電話嫌いの私にとったらこの作業は地獄そのもの
なんでも昔から電話をかける時は
紙にどのような順序で相手に話すかなど
細かいところまでまとめてから行動するのだ。
今日もそんな感じで
「ねぇ、初めに名前言うの
」
「いやいや・・・初めは『バイト募集見たんですけど』的な事言うの」
っと母と電話の横で予行練習も含めた会話があり
とうとう私は電話の受話器を上げ番号を押した。