人間の強い「力」
15日、戻ってきました。
向こうにいる間に起こった、東日本大震災。
建物に対する耐震の基準がしっかりしてきて、なおかつ悪徳業者以外は手抜きをしない日本の建造技術と制度。
それほどの被害にはならないだろう、と思っていたのですが…
繰り返し流される映像を見て愕然としました。
どんなに人間が科学技術を駆使しても、大自然の前ではほんの些細な抵抗でしかない。
そんなことを、まざまざと思い知らされます…
でも、大自然にとっては大した力を発揮できない人間でも
本当は強い「力」を持ってることも改めて知ることが出来ました。
母親がわが子のために自分を犠牲にするのはよくある話だけれど
赤の他人のために、ただでさえ足りない食料を分ける・自分のことそっちのけでボランティアをする…
こんなことが出来るのは、人間くらいでしょう。
そして、集団的にそれができるのは、日本人くらいなのかもしれません。
今励まされるべきは被災者の方たちなのに、テレビの映像を見ていると
不屈の精神と人に対する優しさを忘れない姿勢に涙し、
自分も正しくあろう、誠実であろう、と逆に励まされます。
関東では、政府などの呼び掛けによって電力の使用量が減り、結局大規模停電はしなかったと聞きました。
日に日に、関西でも店から電池・非常食・紙類がなくなっていくのを見て
改めて事態の深刻さを感じますが、
被災者の方でさえ冷静なのに、私たちが事体を悪化させてはいけないと思います。
募金などの支援ももちろんですが、それぞれの普段の何気ない行動を顧みることが一番の「支援」なんだと思います。
地震発生日から1日1日と日にちが長くなるにつれ、避難されている方は極限状態に追い込まれていくのでしょう。
一刻も早い救援物資の到着と、それに伴う精神状態の安定を願っています。
また、亡くなられた多くの方のご冥福をお祈りします。