Tea for Two ~妄想小説YN ver.
「…ん」
漂ってきたほのかな紅茶の香りに、目を覚ます。
ソファに横になっていたら、いつの間にか転寝をしていたらしい…
「あ、目覚めた?」
テーブルの向いで、カップを抱えてこっちを見ている、キミ。
「ユノの分も入れてくるね」
台所に歩いていく後ろ姿を、寝ぼけ眼(まなこ)で見送る。
「はい、熱いから気をつけてね」
「ありがと…」
渡されたコップを受け取り、顔を見上げる。
微笑んだその笑顔が
差し込んだ午後の優しい光に包まれるように輝いて見えた。
隣に座って、寄り添うのもいいけど、
その幸せそうな顔をちゃんと見せて?
寄り添うように
テーブルに乗せた Tea for Two。
カップの中からふわふわと立ち上がる湯気とともに広がる
甘い紅茶の香りに包まれる
そんな何気ない午後のひと時。
そんなひと時が、一番の幸せ…
♪~
風に揺れる午後の光 テーブルに乗せた Tea for Two
僕はソファに横になって 君を見つめている
song by 「Tea for Two」 ユノ part
